猫も杓子も

　衆議院議員選挙公示日です。子どもの貧困による幼児教育の無償化や高校無償化、大学奨学金返済不要など高等教育無償化を公約に掲げる政党が多い。現在私立大学と国立大学の授業料の差は１．６倍程度です。昔は５倍以上ありました。昨年度私立大学補助金交付総額は3,211 億円で国から私立大学に助成され、逆に国公立大も法人化され運営費交付金がどんどん減らされています。昔は苦学生は国公立大学を目指し、寮に入って家庭教師などアルバイトをしながら勉学に励んでいました。大学にメリハリがありましたし、学生にもハングリー精神がありました。選ばれし者が大学に行くのではなく猫も杓子も行く時代になった。ある意味、それは喜ばしいことかも知れませんが、私立大学で高校レベル（以下？）の数学を教えているなど昔の人間から見ると考えられない大学も数多くあるように聞きます。また、最近、私立大学が一等地にどんどん建っているのをみると市の助成もあるのでしょうけれど私立大学はお金持ちだと思ってしまう。大学の現状と無償化等、何かチグハグな気がします。

　今日の夕食は、
















　◆鶏ハム　◆はまちの味噌煮　◆エノキの佃煮　◆茄子の酢味噌和え　◆のっぺい汁　◆ご飯
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　追記：　高校がタダだから行こうかなと言う人が出てくるかもね。ハングリーもなく、学生のレベルがどんどん下がっていくような気がする。