郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

暑さ戻る

2010年09月12日 | 日記

 涼しくなってくるかな?と、思っていたらナント36℃まで気温が上がり大変暑い暑い一日になりました。主人は大阪まで講演を聞きに出かけました。
 なすの花がまた咲き始めています。実を付けるまで成長するでしょうか。


  今日の夕食は、

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ローストポーク、トマトソースで ◆梨とベビーリーフのサラダ ◆茄子のマリネ ◆キャベツのアンチョビソース添え ◆ご飯

講演内容
 ウツは日常の中で小さなあるいは大きなきっかけ(=事件)で起きる。夫・大島渚が海外で脳内出血で倒れた。そこに何を措いても駆けつけねばならないのにしなかった。その後、妻としての責任を悔いることになる。また、看護においても料理一つ出来ないダメな自分を強く意識してしまう。小さいか、大きいかは自分の感じ方で、その深みにはまってしまい、そこから堂々巡りしてしまう。ウツも癌や脳疾患と同じ病気でその病気を早く発見して早く治すことが必要なのに、薬も飲んだり飲まなかったりで4年間に4回入退院を繰り返したと反省されていた。自分がウツとしてマイナス思考で考えることから脱して力強く生きていこうというきっかけは夫のリハビリに付き添って行ったときに病院に来てる人が私に「あの人、大島渚さんですよ」と言われた。家に帰って鏡を見ると自分ではない人が映っていた。自分を取り戻そうと水泳教室や料理教室に行き始めた。続けていれば継続は力なりで、それからは次第に元気になり、料理も出来るようになり、今では今まで以上に前向きに生きることが出来るようになったというお話を女優・小山明子さんが体験で語られました。
 どちらもきっかけなんだ。…と言うことは自分の考えでどうにでもなる。自分のことを主にしっかり考えればよいだけだ。だのに、世間や、周囲の人や、相手に惑わされて、自分がコントロール出来ない人のことを主に考えてしまいがちになる。そうなると自分のことでないので(コントロール出来なくなり)、どんどん違う方向に考えが向かってしまい深みにはまるのだ。
  結局は考え過ぎて自信喪失になるとウツが忍び寄って来て、さらに欠点を暴きだしさらに悪い方向に落ちて行く。サラ金の多重債務と同じで同じ安易なやり方で借金をして負債をどんどん抱え込み、自己破産の時期を先延ばしにして、より苦しんでいるに過ぎない。欠点を認識するより欠点を直すにはどんな方法があるだろうかと考える。早い段階でそことからスタートすることが大事だと思った。
 また、そこから脱しようとすると「変わらねば!」と思いがちになる。それは自己否定になり、ダメな自分の認識を再確認する破目になる。A→Bに変わろうとするのではなく、A→A+a=A’に変わろうすればよい。A→Bと極端から極端に走るのは自分が見えていない証拠で視野が狭くなってなっているからだ。広く見るためには好奇心を持って本を読み、多くの人とコミュニケーションを求めるのも一つの方法だ。
 日経新聞:こころの健康学 を連載している 慶応大学教授の大野 裕さんも講演したが体験者の小山明子さんの方が上手でなかったが話に説得力があった。


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