郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

会社と家庭

2009年08月18日 | 日記

 会社とは人が集まって他の集団(会社)と競い、戦い、出来るだけ大きな社にしようとする。そのために計画性、効率性、生産性がそれぞれの仕事に求められその対価として利益の配分に預かっています。一方、家庭とは愛という共通項に括られた者たちが生活を共有する場所であり、安全と安心の環境の中で子育てをし、また精神的緊張から解放される場所でもあります。生活を営む中での仕事は衣食住育のデェイリールーチンで簡単そうに見えますが幅の広い雑事で正解の無い仕事内容です。そこには、地域集団の中にあっては和が極端に強要されたり、子育てにおいては、いたわり、ねぎらい、なぐさめ、愛おしむ気持ちがないと前に進みません。時間軸で割り切った作業にはなりえないのです。本々目的が違い、仕事の中身も違うのに、仕事とはすべて会社仕事と同じであるとして部下に指示するようにパートナーに指示する無理解者が多いようです。会社勤めをしていたころの主人もそうでしたが、管理、管理、管理に押しつぶされていたのかもしれません。退職後家庭の仕事を手伝うようになってからは家庭に合理性を求める管理者は不要で、家庭のゆとりを大切にして家庭は築き上げるものとの視点が欠けていたと反省すると同時に謝ってくれました。


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