ツクツクボウシの蝉の鳴き声を聞いたけれど、それが本当にツクツクボウシだったのかと思うほど、か細く、最初から最後まで明瞭に歌っていなかったからです。それだけの鳴く元気がなかったのかと思う。それに反してヒヨドリの鳴き声は高くそして大きく、遠いところからでも聞こえます。人間の泣き声よりハッキリ聞こえるように思います。人は大人〔おとな〕になると次第に声を挙げて泣くことがなくなります。その代わりに涙を流します。泣くあるいは鳴く目的が違うからだと考えます。人は泣くことを諦めた。それは泣いても状況は変わらないから。鳥は泣くのではなく鳴き、歌って状況を変えることが出来るからでしょう。人は状況を変えるために行動することに重きを置き、選んだと思うのですが、行動が伴わなくても大きな声の人が仕切ることがあり、平等というより声の縦社会の世が続いているように思います。真面目にコツコツ行動するより、言葉巧みな人が偉い世の中です。私は口下手ですからコツコツしか出来ません。





◆鰯の蒲焼き ◆かに玉 ◆トマトとなすのサラダ ◆野菜の味噌スープ ◆ご飯
~ ~