僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

くろく(仙台)

2008年08月28日 | 麺をいただく

くろく
味玉黒ラーメンを頂く。

うまいじゃないか。

あやうく

「仙台に麺文化なし」と結論付けてしまうところだったが、

すんでのところで取り消す。

透明感のある漆黒のスープで、

予想通り、醤油の旨味がぎっしりつまっている。

最初は後味の薄さが気に入らなかったが、

加速度的にレンゲがとまらなくなる程の強烈なクセをもっている。

表層に浮かぶ焼きネギとの相性もよい。

麺がカクカクしており

小麦の味があまりしないタイプだったので好みではなかったが。

「お好みでいかがですか?」

のニンニクは断然いれないのが正解。


伊達の牛たん(仙台)

2008年08月28日 | いろいろいただく

伊達の牛たん()
極厚芯たん定食を頂く。

グワッとくる厚さのタンで

上下にギザギザに包丁が入る。

いやっほい~。

これこそ牛タンだな。

おいしゅうございます。

皿に残った塩ダレすらもったいないくらい。

タンの中から「旨い血の味」がして

これがたまらない。

コリコリとした食感どころではない。

弾力で口の中でタンが踊る感覚だ。

焼き鶏のカシラに似た味だな。


福浦島(松島海岸)

2008年08月28日 | ぶらぶらする

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松島めぐりの桟橋の少し北側に福浦島という島があり、

舟の上からとても素敵に見えたのでいってみた。

岸側のレストハウスで200円の渡橋代を支払い福浦橋を渡る。

1周30分程度の小さい島で、

見晴らし台が一つと

小さな祠がある。

周回路はコンクリが20%

ウッドチップが40%

自然路が40%

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まあ特に見るべきものもなく、

点在する島のいくつかは当然見えるが、

野山をプチ散策する感じ。

少なくとも絶対に男一人でいくようなところではない。

女の子連れの散歩がいいとこだろう。

200円払っていくべきところでもないともいえるし、

200円と当価値程度ともいえる。


松島(松島海岸)

2008年08月28日 | ぶらぶらする

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松島遊覧船にのる。

湾内を50分かけて反時計まわりに一周する。

乗客のみなさんも心得たもので左側の席が先にうまる。

感想はというと。

ん~~~。

正直珍しい風景でも

感情をゆする絶景でもないと思う。

そもそもが日本三景って意味合いは

三大「絶景」てじゃなくて

「奇観」って意味だしね。

ただし

この光景ができる過程と

今後の変化していくさまを想像すると興味深いと思う。

また

「松島」じたいはへボいけど、

周囲の瑞厳寺等とあわせて「松島」ととらえるのであれば

十分1日楽しめる素晴らしい観光地だと思う。

同日で塩竃・多賀城のハシゴを予定していたが、

どっぷり一か所にいついてしまった。


瑞巌寺(松島海岸)

2008年08月28日 | ぶらぶらする

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当初松島めぐりのみのために降り立った松島海岸だが、

国宝の2文字につられ期待もせず瑞巌寺へ。

駅から5分ほど歩き、

海岸側から門をくぐるとご覧の長い参道が続く。

この参道の右側は石窟が乱立しており、

奥行きはないもののインドのアジャンターを彷彿とさせる。

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日本にも石窟があったとは驚いた。

松島の島の侵食とあわせて考えても、

このあたりの地盤はやわらかいのだろうなと思う。

さらに進むとようやく門に至る。

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門の奥に本堂が見える。

中のようすは当時のカラフルな装飾がしのばれる良好な保存状態で

400年の昔にタイムスリップできる。

周囲を苔むした庭に覆われて

さながら田舎豪族の竜安寺のようだ。

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写真を忘れたが、

本堂左の建物の凝った装飾も素晴らしい。

象、葡萄、リス、邪鬼がみられる。

本堂をでると もう一つの国宝、「庫裏」がある。

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庫裏とは台所のとこらしいが残念ながらこちらは立ち入り禁止。

屋根にのった破風がいかにも戦国武将の勇壮な好みと感じる。

最後に

門をでて左斜めに歩き橋を渡ると

小島に建つ五大堂という祠があるが

雄大な瑞巌寺の後では付録のように感じてしまう。

坂上田村麻呂ゆかりとあるけど本当かなぁ。。。

12支の彫り物はおもしろく拝見した。