僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

マニラ観光①(フィリピン)

2008年08月16日 | 海外をぶらぶらする

マニラでの宿、エドサシャングリラホテル最寄りのシャウプルバード駅からMRTに乗る。

カード式の切符を見ると

もはやなつかしい阿部晋三の笑顔入り。

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隣はアロヨ大統領かな。

この日のお目当てはキアポ教会、マラテ教会、マニラ湾。

クバオ駅でMRTからLRT2へ乗り換え。

駅ビルの中を歩いての乗り換えだが、

すばらしく近代的なビルでびびった。

時間があればゆっくり回りたいところだ。

LRT2終点のレクト駅を下車後、少しクバオ方面に戻り、

大通りを右折するとキアポ教会。

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ブラックナザレという黒いキリスト像で有名。

高さはあまりないが、

横に広くズーーンとした印象。

しばらく中で神父の話を聞いたがよくわからない。

入口近くでマリア像の足をさわったり、

別室で黙とうしたりと

見よう見まねでうろうろした後

教会前の広場にでる。

広場はフリーバザールのようになっており屋台飯も豊富に揃う。

小腹も減ったので最初に目についた不思議な料理を食べてみた。

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おばちゃんが揚げたボールがゴロゴロしてるので

串で皿に取り、

横のドレッシングをかけてお会計のシステム。

皿はビニール袋で包まれており、

ビニールを変えれば洗わなくてすむという非常に合理的なもの。

左のピンポン玉サイズの魚のすり身揚げが1ペソ(2.5円)

まん中のオレンジのがウズラの玉子揚げで5ペソ(13円)

一番右のビリヤード玉くらいのも玉子の揚げたので10ペソ(25円)

ドレッシングはフィリピン人好みの甘ダレと

タイのプリックナムソムに似た唐辛子酢のようなものがある。

まさかフィリピンで辛いものを食べるとは思わず最初は驚いたが、

タイに比べると子供のような辛さでおいしく頂いた。

目的のLRT1のカリエド駅まで歩きの途中も屋台街が続いており、

今度は麺料理を試すことに。

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得体のしれない麺だらけのなか

マラボンというショートパスタぽいのを頂いた。

どんな国でも行列する店の料理はおいしく頂いてきのたが、

これは全くと言ってよい程に口に合わず、

皆さんがサッと食べてササッと去っていく中、

一人だけ屋台の脇でモニュモニュと延々口を動かし続けるはめになった。

見た目もイモムシみたいで、

プラスチックゴムを食べているようだった。

カリエド駅からLRT1を使ってキリノ駅で降り、

一直線にマニラ湾を目指す。

最初は夕日に間に合うよう大急ぎだったが、

しだいに雨模様の様子を呈してきたため

夕日は諦めトボトボと夕闇へ歩く格好になる。

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ここで見たマラテ教会は重厚で素晴らしかった。

とても小さい教会なのだが、

マニラ湾からの海風を浴びて苔むしたような石造りの外壁で、

塔も派手な装飾もない外観からは

深い信仰を感じることができる。

マラテ教会から噴水をはさんでマニラ湾が広がるが、

時間的にも天候的にも、

湾に沈む夕日どころではなく、

楽しみは次回にお預けとなった。

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そういえば

パキスタンのカラチでペルシャ湾の夕日を見に行ったときも

同じ展開でまにあわなかったなぁ。

帰りもキリノ駅から電車に乗ったが、

途中のアンドレス市場でお土産のマンゴーを購入。

0.5キロ45ペソ。

黄色いのは今が旬で

緑のは10日後が食べごろらしい。


ジェネラスサントス(フィリピン)

2008年08月16日 | 海外をぶらぶらする

朝飯はいつも通りホテル近くのジョリビーへ。

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フィリピンナンバー1ファーストフードで、

定番のバーガーの他、

白飯、スパゲティといった地元っ子の好むメニューを扱う。

これまたフィリピンっ子好みの甘い味付けにしてるのが成功の秘訣かな。

今回はステーキを頂く。

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何の肉がかわからないペニャ~ンとしたステーキに

甘いソースがかかったものを目玉焼きと一緒に混ぜて頂く。

日本と比べ、

「出勤・通学中にファーストフードでのんびり朝飯を」

の率が非常に高いと思われる。

彼らを観察しながら頂く朝食はなかなか飽きない。

ホテルまでの帰りはトライシクルを使ってみる。

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7ペソ相当の道のりに20ペソも支払ってしまった。

まぁこうやって物価を覚えてくのでいいんだけど。

そんな中、

ジェンサン→マニラの帰りの便

空気読まないフィリピン航空は

エンジントラブルとやらで1時間以上ディレイかましてくれる。

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しかもトラブル解決に

1時間も離れたセブ島からチームが来るので少々お待ちを

という悠長さ。

これをうけたフィリピン人の

「Welcome to Philippine」

の一言には爆笑してしまった。

しぶしぶ空港内へ戻ったが、

そこはただでさえ一日の発着が1便という暇な空港。

暇を持て余して嫁の寝巻にでもと思い

キッズサイズのTシャツを購入。

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ジェンサンにはこんな感じのTシャツを着た労働者が多い。

さて

そんなこんなでマニラ、オルティガスのホテルに戻り、

数時間限りの夏休みを満喫すべく

MRTに飛び乗った。