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「安倍ちゃん頑張れ」という声が聞こえそうな年末になりました。

2013年12月31日 11時28分51秒 | 日記
 今日で2013年ともお別れだ。

 この一年は安倍首相のもたらした政策で、日本人が日常生活でごく普通に満喫していた自由を、特定秘密保護法案と言う何やら怪しげな法律で、真綿で首を絞められるような不自由の世界へ誘導しようとする年の始まりになるようだ。

 これも日本国民が総選挙で、自民党、公明党に票を与え過ぎた結果である。 もっとも小選挙区制度と言うシステムがもたらした結果でもあるのだが、その前の民主党政権が余りにもだらしがなかった。

 彼等も政権樹立をした時の公約を、ものの見事に反故にし、結果的に今の与党が実施する政策の基礎を作り上げて、安倍晋三氏に差し上げたような結果になったのだ。

 安倍首相が喜び勇んだのも無理はない。しかも国民の大多数が支持していると思い込んでいる。これには既存勢力の復活を望んでいた巨大メディアの後押しがあったのも事実だと筆者は思うが、、、

 安倍首相は、ネット上の一部の彼の熱心な保守勢力の支持層から「安倍ちゃん」と呼ばれているようだ。

 そうなんだ。安倍ちゃんは祖父の岸信介を心底信奉しているらしい。祖父の生き方が政治家としての理想であると思いこんでいるようだ。

 岸信介首相が、安保反対の騒然とした国会周辺のデモにも負けずに、安保条約を成立させたが、「国民の反対などで右往左往するな」と言う教えを祖父から心底学んだ結果が、今の安倍首相の強気の政治姿勢にあるように思える。

 しかし国民にとって、本当に安保条約の成立が日本の為になったのだろうか?

 確かに当時の国際社会は米ソの冷戦対立構造であったし、それなりに安保条約は日本の安全確保の上からは必要であったかもしれない。

 しかし、その結果が今の沖縄県内が一番多いが、横田基地を始め日本のあちこちに、米軍基地を相変わらず抱え込んだままにしている。  もう日本はすっかり独立国家である筈なのにだ。

 今回の普天間基地の移転問題や辺野古への移設のいざこざも、ルーツは正にここにある。

 しかも今までの日本政府の政策実施のやりかたが、これが官僚主導の政策実施の結果なのか、チョースローモーだった。

 そこで安倍ちゃんは祖父の教えをひたすら守って成立に突進した。

 この成果を上げれば米国もボクちゃんに「よい子よい子」と言ってくれるだろうと。せっかく成果を上げたから「念願の靖国神社参拝も強行しようっと」。

 「中国、韓国など過去の実例からも日本を非難する事なんて知ってるもん。だけどアメリカちゃんは認めてくれるよー」と。

 ところが米国から「安倍ちゃんに失望した」と言われた。 「ボクちゃんは分らなくなったョ」

 なんだか安倍ちゃんと言うネット上で流れている呼称で書いていると、上のような幼児言葉になってしまったよ。(笑)

 この愛称は、もしかすると安倍総理の幼児性を見抜いているのかな?と思ってしまう。

 読者の皆さま。お付き合いいただきありがとうございました。来年は良い年でありますように。