元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

初期のパソコンがオフィスに入りだした頃。

2021年11月30日 21時20分19秒 | 日記

 電卓、ワープロがオフィスの電子化の先駆けだった時代から、次にパーソナルコンピューター(パソコン)が使われるようになったのは、パソコンのワープロソフトなどが進化して、ワープロと変わらない使い勝手が良くなったせいともいえますが、筆者はもっと大きな理由は電子メールが利用出来るようになった為だと思っています。

 電子メールが出現する前までは、手書きの文書を作成してファックスを使って送るのが、文書を早く送る通常の手段でした。

 ところが、パソコンではキーボードでメールを作成して瞬時に相手に送信できるのです。このスピード感と利便性から、オフィスのパソコンによる電子化が進んだのだと思います。

 そしいろんなホームページやニュース、株価などの情報も検索できるようになったのです。

 筆者も個人用の情報機器としての利便性から、初めてパソコンを自費で購入しようと決断したものです。

 まだブラウン管のディスプレイと、かなり大きな本体、キーボード等がバラバラでかなりのスペースを食う製品でした。

 確か、筆者が購入した初めてのパソコンは、今は見かけることがないのですがIBMブランドのれっきとした一流品でした。

 当時からアップルのパソコンは、優秀な制作ソフトが確立していたため、デザインなどの制作分野では使われていましたが、日本語ソフトが使い易かったNECの98シリーズなどが一般のオフィスではよく利用されていました。

 筆者も機種の選択では迷ったのですが、いわゆるDOS/Vパソコンが主流になるだろうと、DOS/V機種の IBMを選んだのでした。

 勿論、電話線でつないだ有線で送受信したのですが、初めてディスプレイにゆっくりと海外のホームページが映し出された時は、ものすごく感激したものでした。

当時の通信速度は1Gも出ていたのでしょうか? 最近の5Gなどの超高速通信が当たり前の世の中とは、隔世の感がありました。


電卓、ワープロが職場の電子化のきっかけでした。(NO.2)

2021年11月23日 10時41分30秒 | 日記

 計算業務が電卓の進歩で楽になったのですが、文書作成はまだ手書きが続いていました。

 そのうちに1980年代に入り、日本語のワードプロセッサ(ワープロ)が登場することになりました。

 ワープロは東芝、シャープ、富士通、沖電気などなど、各社が新製品開発でしのぎを削り、これも急速に性能、価格も手ごろになり、職場に導入されるようになりました。

 仕事で使う見積書など多くの書類がワープロで読みやすい活字で印刷されるため、一挙に仕事の質が上がったような気がしたものです。

 勿論、初期のワープロは、キーボード、本体、プリンターなどが別々でかなりの大型でした。シャープの書院などというブランドが懐かしい時代でした。

 ワープロも、80年代後半から90年代にかけて、個人用に使えるデスクトップ型へと変化していきました。

 電卓もしかり、ワープロもしかり、どんどん性能の向上、小型化へと変化し、価格も安価になっていきました。 

 しかし筆者は個人用にワープロは、購入しなかったように記憶しています。

 まだ個人用としては専用機で文書を作成する時代ではなく、手紙やはがきは手書きが普通の時代であったせいでしょう。

 電卓、ワープロの職場での普及がきっかけとなり、いよいよ次にパソコン(パーソナルコンピューター)が職場に導入される時代がやってくるのです。(つづく)


パソコンの登場前は、電卓やワープロから始まった。(No.1)

2021年11月22日 14時34分11秒 | 日記

 今や高齢者もスマホ(スマートフォン)を気軽に持ち歩く世の中になりましたが、筆者がパソコン(パーソナルコンピューター)に興味を持ったのはいつ頃だったのだろうか?

 筆者が1965年頃に新卒者として入社した頃は、まだ職場にパソコンは存在していませんでした。

 日本経済が高度成長期に向かっていた頃だったせいでしょうか、仕事の内容も多岐にわたり、やたらと忙しく毎日遅くまで残業するのが常識のような時代でした。

 すべての書類や文書は手書きで作成する時代でしたし、計算業務もまだソロバンを使っていました。

 計算機も確かにありましたが、機械式で手作業の入力を行い、グルグルとレバーを回してチンと鳴って計算結果が標示される、確かタイガー計算機という品名の手動計算機だったと思います。

 しかし掛け算はそろばんより早く楽に計算出来て、職場に数台しか置いてない計算機を取り合って計算作業をしていた記憶があります。

 1970年頃でしょうか、初めて職場に卓上式電子計算機が導入されました。卓上式といっても堂々とした、かなりの大きさでデスクの上で半分近い大きさを占める、まさに大きな卓上式でした。

 しかし機械式に比べ瞬時に計算結果が標示される使い易さで、これもごく少ない台数のため、職場内では経理課に恭しく置かれていました。 おそらく価格も何十万円もしていたと思います。

 そのうちに事務用の電子計算機もだんだん小型化が急速に進み、各人が使えるような電卓になっていきました。

 確か初期の大型電子計算機は、キャノンやシャープの製品だったと記憶しています。

 そのうちに小型の事務用計算機の新製品競争が激しくなり、キャノン、シャープに、カシオなどが参入し低価格と小型が急速に進みました。 

 今では、100円ショップでも売られるくらいに、安価にハンディーな電卓が普及しているのですから時代の変化を感じます。

 そのころから職場に登場した次の電子機器は、ワードプロセッサー(ワープロ)でした。 (つづく。)


スマホ連動の体組成計は、とても使い易い製品でした。

2021年11月06日 17時08分02秒 | 日記

 中年、高齢になると体重増や体組成の数値が気になるものです。

 昔からあった単なる体重計にプラスして、身体の中の微妙な電値を計測して、体組成の数値を表示する体組成計が今では主流になっています。

 筆者も過去にはタニタやオムロンといったメーカーの体組成計を十数年前から使用していました。

 しかし本体に備えられたボタンを押したりして、体組成の数値を見る作業は意外と手間であるし、バックライトを使用しない液晶表示は暗い脱衣場では見にくく、数回使用して手間が掛かるため、結局日頃の体重だけを測る体重計として使うのが落ちでした。

 ところが引越しを機会に古い機種を廃棄して、例によってAmazonで体組成計を検索した結果、従来のタイプの体組成計も販売されていますが、中国製と思われるいろんなブランドの体組成計が販売されています。

 本体は強化厚板ガラスを使っており体重はLED表示で見やすく、スマホにデータを送信するタイプの体組成計がズラリと並んでいます。

 各ブランドによって若干のデザインの差はありますが、スマホに入れるアプリなども数種類あるように思えました。

 筆者も正直どの機種が良いのか分からず、各機種の使用者の評価数と評価内容のおおよそを参考に、ここは出来るだけ安価な機種を購入しました。

 届いた製品は、それでも驚くほど美麗に仕上がっており、日本語の取扱説明書や付属の乾電池なども揃っていました。

 筆者の購入した機種はALFitというアプリを使用する機種でした。

 QRコードをスマホで読み取ると簡単にセットアップ出来て、年齢や体重など入力すると使えるようになります。

 体組成計本体とスマホとはBluetooth でつながります。

 風呂に入る前にスマホを横に置いて裸足で体組成計に乗ると、体重表示は即に表示され、ものの十秒ほどでいろんなデータがスマホに送られます。

 基本の体重、BMI, 体脂肪率、筋肉率、基礎代謝率など多くのデータがスマホで読み取れます。

 しかも測定した日にちごとに体重などすべての記録が残るので、過去の数値も分かります。

 果たして誤差はないのでしょうか? 少なくとも体重の数値は他で計測した数値を知っていたのですがほぼ近い数値でした。

 体組成の数値も、おそらく大きな狂いは無いと思われます。

 しかも驚くべき事は、こんなに多機能でありながら驚くほど安価でした。

 通販大手で販売している国内有名メーカーのスマホ連動機能のない高級な体組成計は1万円近くしますが、これらの体組成計は2~3千円台で販売されているのです。

 数か月使用して、今のところ故障もなく順調に使用できています。


今日だけは、久しぶりのツッパリ発言だ。

2021年11月01日 10時38分15秒 | 日記

 今日から11月。雨模様の不順な天候多かった10月が終わり、カラッとした秋の天候を感じないまま、冬への準備に入るようです。

 今日だけは、以前のツッパリ発言をしてみよう。

 衆議院総選挙が昨日に終わり、結果的には与党自民党の単独過半数は確保し、自公の与党体制は維持される結果になりました。

 野党共闘を行って一部の選挙区では効果を発揮したが、立憲民主党そのものは議席を減らし、国会討議の対立の表舞台に立つ野党トップとしては課題を残してしまった。

 日本維新の会が近畿地方で大幅に議席を増やし全国でも議席増加し、40議席を確保し野党で二位の立場についた。

 ただ自民党では、幹事長の甘利明氏、石原伸晃氏、野田毅氏など、立憲民主党では小沢一郎氏、中村喜四郎氏、海江田万里氏などのベテラン議員が落選した。

 小選挙区で落選し比例代表で復活当選している議員も多いが、有権者が世代交代を求めたり批判票と受け止めると、ベテラン議員の世代交代を望んでいるのに、有望な若手議員を比例で当選できるのを阻害しているとも思える。

 結果として政治家の若返りを阻害しているとも言えそうだ。

 さあ、この体制で衆議院は4年間続くことになるのだが、あまり変わり映えのしない政権運営になりそうだなあ。日本はまたまた進展する世界の動きに後れを取りそうだなあ。