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米・中の対立激化を、外交の安倍の力で鎮める事ができるだろうか? 天木直人のブログを読んで。

2020年07月28日 18時04分56秒 | 日記
 今日の「天木直人のブログ」を読んでいると、いかにも元外交官であった天木直人氏らしい主張が出ていた。

 筆者も、エスカレートするばかりの米中の対立の激化に、中国の近隣にいる我々日本人にとっては、真剣に悩む状況だ。

 従来路線のままに米国一辺倒の政策では、万一の事態にまで米中対立がエスカレートした場合、日本は矢面に立って悲惨な結果になってもおかしくない。
 しかも、中国という膨大な市場を失うことになれば、日本の将来はアジアの端にいて生きていくのは至難の業となろう。

 ここはどうしても、外交の安倍の力を発揮してもらうしかないのだ。
 天木氏のブログも、それを書いている。

 しかし、天木氏が示唆するような外交を、果たして安倍首相は実行できるだろうか?

 今の安倍官邸や官僚に、そのような外交を行える知恵者も、実力がある政治家も官僚もいないように思えてくるのが、筆者には残念でならない。


天木直人のブログ
 いまこそ「外交の安倍」の出番ではないのか
2020.07.28

遅ればせながらメディアが米中対立の事を報じるようになった。
今朝早朝のNHKニュースが有識者のコメント入りで米中対立の深刻さを伝え、今朝の朝日、読売、日経が社説で書いた。

そして菅官房長官が記者会見で語るようになった。

いずれも、これ以上の米中対立の悪化を懸念する内容だ。
当然である。
米中対立の深刻さはいくら強調してもしすぎる事はない。

そして米中が衝突して一番困るのは日本である。
政府もメディアも有識者も、もっともっと深刻にとらえ、あらゆる努力をしなければいけないのだ。
しかし、どの報道も、日本は何をなすべきかについて語ろうとはしない。
中国を批判をする一方で、米国にも自制をしてもらいたいという他力本願だ。

そんなことをしている場合ではないのだ。
いまこそ安倍外交の出番なのだ。
コロナで打つ手がなく、それどころか巣ごもりを強いられている安倍首相にとってこれ以上ないチャンスなのだ。

私が安倍首相なら、いますぐトランプ大統領を次のように説得する。
なんとしてでも8月末にG7をワシントンで開くべきだと。

そしてそのG7は、対中包囲網のG7ではなく、米中融和のG7に180度切り替えるべきだと。
韓国や豪州、インドなどを招待するのではなく、中国とロシアを招待してG7と中国、ロシアの首脳会談にすべきだと。

首脳と側近閣僚だけの会議なら、コロナ危機の中でも、厳格な規制さえすれば、対面会談は十分にできると。
そして今度のG7は、米中対立の回避だけではなく、コロナ対策、なかんずく、ワクチンや治療薬の共同開発・実用化もあわせ協議する。

そういう首脳会談をワシントンで開催できれば、トランプ大統領にとって最善の大統領選挙対策になる。
そういってトランプ大統領を説得するのだ。

そして、その際に、トランプ大統領の了承を取り付けるのだ。
G7の後に、私が習近平主席を国賓招待し、G7のフォローアップをして見せると。
トランプ大統領は安倍首相の言う事は何でも聞くはずだ。

何をやってもうまく行かない今の安倍首相にできることは、もはや、お得意の外交しかない。
その安倍外交にとって、米中対立は絶好のチャンスになりうる。
米中対立という絶体絶命のピンチを、好機に変えることができるのだ。

はたしてそのことに安倍首相は気づくだろうか。
そのことを、安倍首相に気づかせる知恵者が、安倍側近の政治家や官邸官僚の中に出てくるだろうか(了)

(貼り付け終わり)

ウイズコロナの生活を続けるには、有効なワクチンや治療薬が必須だ。

2020年07月27日 10時30分07秒 | 日記
 このところ、新型コロナ感染者が増えつつあり、第二波の到来ではないのかと懸念されている。

 政府のGo to キャンペーン前倒しが、皮肉な結果を呼んでいるともいえる。
 
 新型コロナを抑え込むワクチン開発も各国で行われているが、開発期間を短縮する措置も取られて、実用化をを急いでいる。 また、新型コロナの治療薬も並行して、1万種類を超える、あらゆる薬品の効果の検証も行われている。

 デムレシベルとかアビガンとかの薬品名は聞いているが、デムレシベルは米国の薬品であり、日本にはあまり入荷していない。 アビガンはまだ正式認可が下りていない。

 そのような状況の中で、英誌ネイチャーに、小野薬品工業が開発した骨粗しょう症治療薬で、実用化を中止している「ONO5334」が効果があると発表されているようだ。 その結果、小野薬品工業の株がしっかり高値になっているらしい。(笑)

 どうあろうと、新型コロナの治療薬として使えるものであるなら、ぜひ製品化を急いで欲しいものだ。

 ウイズ新型コロナの生活を続けるためには、ワクチンであれ治療薬であれ、新型コロナに感染しても、生活できる安心材料がどうしても必要だと思う。


(ロイターより貼り付け)

小野薬品工業株がしっかり、コロナ治療薬に有望との論文
Reuters Staff
2020年7月27日

[東京 27日 ロイター] - 小野薬品工業(4528.T)はしっかり。同社が実用化を中止した薬が新型コロナウイルス感染症の治療に有望とする論文が英誌ネイチャーで発表され、材料視されている。

 共同通信によると、開発中や既存の薬約1万2千種類について、新型コロナ感染症の治療に役立つかどうかを細胞実験で調べた結果、3種類が有望とする論文を米国のチームが24日、ネイチャーで発表した。 このうち一つは、小野薬品が骨粗しょう症治療のために開発したが、実用化を中止した「ONO5334」という薬だった。
(貼り付け終わり)

自動車のEV(電動)化で、思わぬ企業が活躍しているとは。

2020年07月20日 14時01分00秒 | 日記
 Bloomberg電子版に、興味深い記事を見つけた。

 自動車業界は、急速に電動モーター化に舵を切っているが、EV化に必要な技術は電動モーターとか充電池、制御電子技術などになるだろう。

 駆動に必要な電動モーターは、基本的には古くから確立された電気モーターの心臓部に使われるコイルの巻線技術で性能が左右されるという。

 この巻線機は、中小企業の典型的な製品といえるだろう。 従来の家電製品などで使われていた時代から、自動車の電動化に伴い、一挙に巻線機の需要が増えたことは想像に難くない。

 しかも、巻線の仕方で性能が左右されるという事から、各自動車メーカーとの秘保持契約になっているという。

 神奈川県にある小田原エンジニアリングという会社がその巻線機のメーカーで、もちろん秘密保持契約があり、詳細は公開されていないが、 法律上、有価証券報告書で開示せざるを得ない内容として、米国の有名な電気自動車メーカーであるテスラに、同社の売り上げの10%以上の販売実績があったという。

 もちろん同社には、国内有数の自動車メーカーからも取引があるのであろう。 思わぬ中小メーカーであっても、技術力のある企業には日が差すもだなあと、筆者は思った次第です。

(Bloombergより貼り付け)

テスラも認める技術、神奈川の黒子企業が電動化で海外巨大企業に挑む
稲島剛史、竹沢紫帆
2020年7月20日

 米テスラなど世界の名だたる自動車会社を陰で支える企業が神奈川県西部の山に囲まれた小さな町にある。

 神奈川県松田町に本社を置く小田原エンジニアリングが手掛けるのはモーター用の巻線機。モーターは電気自動車(EV)やハイブリッド車のほか、家電製品や発電機といった産業機械など幅広い用途で使われており、その性能は巻線によって大きく左右される。

 自動車の世界では電動化の流れで内燃機関から電動モーターによる駆動への移行が進み、巻線技術の重要性が高まっていることを背景に、過去数年の間に欧州では同業の中小企業の多くは大手に買収された。そのため、小田原エンジニアリングの競合相手は今やスイスのABBグループや独ティッセンクルップなどの巨大企業に様変わりしたという。

 小田原エンジニアリングの保科雅彦副社長はブルームバーグとのオンラインインタビューで、「草野球チームでしていたのが急にメジャーリーグになってしまった」と語った。

 モーター用巻線設備の市場規模は急速に拡大している。 小田原エンジニアリングによると、2017年の同設備の市場規模はわずか約400億円の「ニッチな分野」だった。 車の電動化の流れと共に同市場は拡大し、保科氏は「あっという間に3倍とか4倍とか5倍となって、今、実はどのくらい大きくなっているのかわれわれも把握できない」と語った。

 しかし、市場の成長に合わせて会社の規模を急速に拡大していくつもりはないという。 受注生産で巻線設備を開発する同社にとって、「自分たちの力で確実にできる範囲にとどめておかないと、結果的にお客さんに迷惑をかけてしまう」と保科氏は述べた。

 同社はほとんどの顧客と秘密保持契約(NDA)を結んでおり、小田原エンジニアリングの設備を使っている顧客企業は外部からはほとんどうかがい知ることができない。 保科氏によると、同社が開発する巻線機は数年先に発売される車向けのものが多く、「引き合いの段階でNDAなので、注文を取ったとか取らないとか、話があったことすらできない」という。

 そんな同社が唯一開示しているのが、今や時価総額でトヨタ自動車を超えて自動車メーカーで世界一となった米国のEVメーカー、テスラだ。 小田原エンジニアリングの17年度と18年度の売上高の10%以上をテスラが占めていたため、日本の法律上、有価証券報告書で開示せざるを得なかったという。

 テスラは今月初旬、トヨタを抜いて、時価総額で世界最大の自動車メーカーとなった。株価はその後も上昇を続け、年初から3倍以上の水準まで急騰しているが、市場にはさらなる上昇余地があるとの見方もある。

 保科氏は小田原エンジニアリングの巻線機の受注残高は昨年12月末よりも増加しており、「仕事としてはいっぱいある」とした上で、「現時点では売り上げとか利益の修正を出すところまではいっていない」と語った。 今後も「車の電動化だけは進んでいく」として、電動化に欠かせない巻線設備への需要は底堅いとの見方を示した。

(貼り付け終わり)

新型コロナ感染措置で問題になった、在日米軍基地の扱い方。

2020年07月15日 15時22分53秒 | 日記
 国内経済の活性化を目指すがゆえに、新型コロナ感染拡大を阻止する方策が検討されているが、意外な抜け穴が発見された。

 在日米軍基地だ。 沖縄だけでなく本土内の米軍基地内で、新型コロナ感染が発生しても、明確な情報交換が日本側と出来ないという。  いわゆる日米地位協定による、日本側の交渉不足の結果だ。

 本来、日本の国土に存在している米軍基地であるのに、まるで属国そのもののように米軍に対する日本政府の発言はへっぴり腰だ。

 首都東京の上空の航空路にしても、横田基地の関係で、民間航空機の羽田空港進入路は、危険な角度での着陸を余儀なくされている。

 そして今回、新型コロナの感染拡大防止で、米軍基地が大きな問題を抱えていることが判明した。 米軍関係者や家族は横田基地などに米国から直接着陸し、一般人に強制されている14日の隔離など関係なく、 自由にふるまわれても文句も言えないのだ。

 聞くところによると、韓国も同じような協定があるというが、日本以上に厳しく対応しているという。

 いつも問題になる日米地位協定であるが、日本政府も堂々と、Yes,Noの交渉をすべきではないのか?。

 
(河北新報 社説より貼り付け)

在日米軍コロナ感染/水際対策の抜け道をふさげ
2020.07.15

 国内の米軍基地で、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっている。
 沖縄県では大規模なクラスター(感染者集団)が発生したとみられている。 三沢基地(三沢市)では米国から到着した軍関係者数人の感染が判明したが、米軍側はいずれも詳しい感染状況を明らかにしていない。

 基地で働く日本人従業員や基地外への拡散が懸念されるが、地元自治体は感染状況が分からず、基地がブラックボックスになっていると警戒感を強めている。
 米本土と頻繁に往来のある日本国内の基地が水際対策の抜け道になっている恐れがあると受け止めるべきだろう。

 米軍は防疫対策に万全を期すのはもちろんのこと、感染者情報を迅速に地元自治体に提供し、見えない脅威に対抗するため、今こそ連携を強めるべきではないか。
 普天間飛行場とキャンプ・ハンセンでクラスターが発生したとみられ、米軍はロックダウン(封鎖)したというが、感染者の行動履歴やプロフィル、感染者と濃厚接触者の措置状況を公表していない。

 日米には感染症などが発生した場合、米軍病院と地元保健所が情報交換するという覚書がある。しかし、米国防総省は3月、軍の運用能力を推測されないためとして、コロナに関して、基地や部隊ごとの情報を発表しない方針を示した。
 沖縄県側は、感染者数の速やかな公表をはじめ、米本土から沖縄への移動禁止、基地内の医療、検査体制に関する情報提供などを米軍当局と日本政府に求めている。

 基地内で重症者が多数出た場合、米軍の病院で医療崩壊が起きかねない。地元住民の不安を解消できないなら、沖縄の全ての米軍基地を封鎖し、米軍関係者の移動を停止すべきだ。

 沖縄県側が不信感を抱く理由がほかにもある。
 米海兵隊は、海外から来た人について14日間の隔離措置を取り、警戒を解いていないとしている。ところが、沖縄では今月4日の米独立記念日前後に、基地内で数千人規模、基地外で数百人規模のパーティーが開かれ、米軍関係者らが密集して騒いでいる様子が目撃されている。

 玉城デニー知事が「米軍の対策に強い疑念を抱かざるを得ない」と述べ、危機感をあらわにしたのは当然だろう。さらに米軍は地元に説明しないまま、基地外の民間ホテルを隔離施設にしており、住民が不安がっている。

 3月に嘉手納基地で3人が感染して以降、米軍は感染拡大を阻止できていない。
 米国は感染者が330万人を超え、世界で最も多い。日本政府の入国拒否対象国だが、米軍人らは日米地位協定により対象外だ。日本政府は防疫対策が手遅れにならないよう、前面に立って早急に手を打つべきである。

(貼り付け終わり)



今度は、中国製の小型扇風機を買いました。

2020年07月10日 14時58分34秒 | 日記
 このところ関東地区も、雨や曇り空が続き、梅雨の真っ最中であるから仕方ないけど、洗濯物は乾きづらく、近所のコインランドリーのガス乾燥機はお客さんで満杯の状態だ。

 筆者のリビングにはエアコンがあるのですが、寝室はエアコンが不調で、仕方なく小型の扇風機を、例によってアマゾンで検索しポチしました。

 携帯の手持ちタイプの扇風機に交じって、羽根の直径18㎝ほどの小型扇風機も、今やほとんどはブランド名も聞いたことがないような中国製品がずらりと並んでいます。

 筆者が選んだのは、ANSOLOブランドの卓上扇風機です。 もちろん聞いたこともないブランドで少々不安でしたが。

 このデザインが変わっていて、円形のベース部分に、折り畳み可能な扇風機のガード部を立ち上げる形になっています。

 4段階の速度を選べて、この円形のベースが120度ほどで左右に回転するという仕組みです。他にはない変わったデザインも決め手でした。

 使用者の評価も、1,2段の速度では静かであるとの記述が多かったため、まあ良いかと購入しました。

 価格は税込みで3000円弱。 最近の中国製小型家電は、リチウムイオン充電池を組み込んだUSBケーブルでの充電方式がほとんどです。 しかし数時間充電して、弱風なら10時間程度は問題なく動きました。

 しかも、円形ベースの表面がオレンジ色で息つくようにLED照明が明滅します。癒しのつもりなのかなあ。意味不明。

 LEDは必要なければ消して使用することもできます。

 筆者が使っての感想は、弱でもまあまあの風量があり、円形ベースの回転もぎくしゃくせずスムーズに動きます。

 変な作動音もなく、軽くタッチするスイッチや全体の製品の仕上がりも悪くなく、商品としては率直に言って良く出來ていました。

 今のところ耐久性は不明ですが、すぐに壊れる感じもありません。

 スマートウオッチに続き、小型扇風機でまたまた中国製品に感心した次第です。