引越しを終えて約2か月半が経ちますが、ようやく荷物の整理もほぼ片付きました。
改めて永い生活の間に、多くの品物が増えていたことやら。 日常の生活のために本当に必要な物は、ほんの少しの品物があれば十分だと分かった次第です。
中には技術革新で、すっかり使わなくなった物もあります。 今では珍しい製品の一つが8mmフィルムの撮影カメラと映写機でした。
約40年くらい前でしょうか? 親類の甥っ子の結婚式の映像撮影に8mmで動画撮影をするために購入したのです。
もちろん、自分の子供の遊ぶ姿も撮影しましたが。
そのうちに35㎜フィルムのカメラがデジタルカメラに代わり、その後は今のスマホで気軽に写真も動画も撮影できるようになり、35㎜フィルムカメラもすっかり見かけなくなりました。8mm映画機材はもっと早く市場から消えたように思います。
そうした使わなくなった機材が、押し入れの片隅に残っていたのです。
今回の引越しで、懐かしい思い出を甦らせてくれました。 その頃こそ、日本の家電やカメラメーカーが、世界にMade in Japan の優秀さを広めていった時代だったのです。
今こうしてパソコンでブログの文章を作成していますが、これも考えてみれば紙の筆記用具だけの時代では、考えられなかった革新です。
思わず人類の技術の進化に感銘した次第です。