完全にコロナ感染が終息していない段階で、ワクチン接種が進んでいるとはいえ、まだまだ2回目接種が済んだ人数で見ると、ごく少ない接種実態だ。
いよいよあと1か月少々に迫った東京オリンピックは、やはり日本政府は中止の意向ではなく、あくまで開催する強い意志を示しているようだ。
それにしても、本来なら今頃は各競技のアスリート達の、仕上がり具合のニュースでスポーツ面は埋め尽くされているのだろうけど、現状は驚くほど低調だ。 メディアも開催が中止になるのではと、斜に構えているせいなのだろうか。
しかし、過去のオリンピック開催で、戦争で中止に追い込まれた事態はあっただろうが、このようなコロナ感染の広がりの中での開催は過去のオリンピックの歴史でもなかったことだろう。
ワクチン接種が、あと数か月早く始まっていたならば、もっとオリンピック開催が安全に思われたのに、今の時点での開催は薄氷を踏む思いを感じるのは筆者だけだろうか?
そういう意味では2020東京オリンピックは、コロナ感染下という歴史的にも特異であったオリンピックとして、歴史に名前が残るかもしれない。