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韓国、北朝鮮の会談結果で、米朝会談の成功の予感。

2018年04月28日 14時32分56秒 | 日記
 昨日の朝鮮南北の歴史的な会談が終わった。

 良い意味のハプニングも交えて、予想通りの展開で終了したようだ。

 国内の新聞やTVめでゃいの報道は、核廃棄の具体的スケジュールが提示されていないとか、まだまだ北朝鮮を信じるべきではないという、慎重論、懐疑論が驚くほど多い。

 米国の保守系である、戦略国際問題研究所(CSIS)の日本担当だった人物に論評を聞いたりして、北朝鮮は信用するべきではないと放送していた。

 まあ懐疑的に見るのも、一方の物事の見方であるから、あえて避ける必要もないが、いささか日本御めでゃいの今回の会談に関しては、懐疑的見方が強すぎるように思う。
 確かに過去何度も、北朝鮮は約束事を保護にしてきたから仕方がない面もあろう。

 しかし、今回の会談の後ろには、米国、中国が控えているのだ。いまやこの世界の二大強国を後ろ盾にしている韓国、北朝鮮である。

 次に控える米朝首脳会談が開かれるまで、予断は許されないにしても、トランプ大統領も、今回の会談に高評価をしている。

 米朝会談の結果で、東アジアは劇的に新しい経済発展の時代を迎えるかもしれない。 北朝鮮が平和的に解放されると、巨大な経済開発拠点に変身するのだから、和平協定が発効すれば、欧米や中国、露は一斉に走り出すだろう。 なんだか圧力一辺倒の日本だけが取り残されそうな気がしてしまう。

 

 
 

会見冒頭の、金正恩委員長の素直な発言が与える好印象。

2018年04月27日 12時50分31秒 | 日記
 朝日新聞デジタルが、今日の南北会見の冒頭で両首脳が述べた言葉を、文字起しして流してくれている。

 金正恩委員長の、自分の言葉で率直な印象を述べているところが、いかにも若い指導者らしい。

 南北境界線を越えることがどんなに困難に感じていたか、実際に歩いて渡った、ほんの先ほどの印象を語るところなど、なかなかのものだ。

 今後は過去のわだかまりを捨てて、南北の和平を作り上げるという気持ちを、率直に語っているように、筆者には思えた。

 おそらくこの会談の次に控える、一番重要な米朝首脳会談は、うまく事が運ぶであろうと筆者は思った。

 今夜の晩さん会に出される平壌冷麺を、「平壌から苦労しながら平壌冷麺を持ってきました。大統領が気軽に、平壌冷麺を召し上がれるよう遠いところから……遠いと言ったらだめか(笑)。おいしく召し上がってもらえたらいいです」と話すところなど、わざわざ「遠いところから」を訂正し、笑いを取るところなど、おそらく欧米の報道陣は、好意的に伝えると思った。

 今後の南北の和平が順調に達成できるように、心から望みたい。


(朝日新聞デジタルより貼り付け)

(金正恩氏の冒頭発言)
 どんな気持ちで200メートルほどの短い距離を来たか。歩いてみると、とても簡単に分離線(軍事境界線)を越えられ、なぜ来ることがこんなに大変だったのかと思いました。
 きょうの歴史的なこのような席で、期待する方も多く、過去のようにどんなによい合意文が出ても、発表があっても、これがきちんと履行されなければ、むしろこのような出会いがあってもいい結果が出ないと、期待を抱いていた方たちをがっかりさせるのではないでしょうか。
 私たちが心構えをしっかりとし、我々が失われた11年の歳月をむだにしないで、随時、会って懸案を解決しながら心を合わせればうまくいくのではないでしょうか。
 こんなことを考えながら、万感の思いで200メートルを歩いてきました。
 今日のこの場で平和繁栄、北南関係の新しい歴史が書かれる出発点で、信号弾を打ち上げる気持ちでここに来ました。
 今日は関心事について胸襟を開いて話し合い、よい結果を作り出す。我々が過去のようにまた原点に戻り、履行できない結果よりは、これからは、我々が心構えをしっかりして未来を見通しながら志向性を持って進みながら期待する方々への期待にこたえたい。
 今日の晩餐(ばんさん)会のメニューについていろいろ話があるようですが、平壌から苦労しながら平壌冷麺を持ってきました。大統領が気軽に、平壌冷麺を召し上がれるよう遠いところから……遠いと言ったらだめか(笑)。おいしく召し上がってもらえたらいいです。
 虚心に真剣に率直に文大統領と話をして、必ず必要な話をし、いい結果を作り出すということを文大統領に申し上げ、記者の皆さんにも申し上げます。

(文在寅氏の冒頭発言)
 今日、私たちの出会いを祝うように天気ものどかです。私たちの韓半島の春が真っ盛りです。韓半島の春、全世界が注目をしています。全世界の目と耳がここ、板門店に集まっています。私たち南北の国民たち、海外同胞たちがかける期待も大きいと思います。それだけに私たち2人の肩の荷が重いと思います。
 金正恩委員長が史上初めて軍事境界線を越えた瞬間、この板門店は分断の象徴ではなく、平和の象徴になりました。
 私たち国民、全世界の期待が大きいなか、今日のこの状況を作り出した金正恩委員長の勇断について、もう一度敬意を表したいです。私たちは今日、対話も大胆に行い、合意を成し遂げ、すべての民族と、平和を望む全世界の人々に大きな贈り物を作ってあげられたらと思います。これまで10年間、できなかった話を十分にできたらと思います。

(貼り付け終わり)

明日は韓国と北朝鮮との首脳会談、 次に控える米朝の首脳会談、 今回は間違いなく成功する。

2018年04月26日 18時46分08秒 | 日記
 いよいよ明日は朝鮮半島の南北統一の始まりになる、記念すべき日になるのかもしれない。

 ただ過去の北朝鮮の裏切り行為が続いたため、まだまだ批判的、半信半疑で受け取っているメディアも多い。

 安倍首相の圧力一辺倒の行為は続けるべきだという主張を、執拗に述べるメディアは日本、韓国ともある。

 しかし、今回の南北の話合いは休戦協定から、終戦協定に発展しそうな動きだ。

 北朝鮮は、もはや過去のような、会談後の裏切り行為は行えないだろう。 トランプ大統領は、政治家というよりもビジネスマンだ。 人を見分ける目はなかなか鋭い。 あれだけ仲が良いように報道された安倍晋三氏の本質を、ものの見事に見抜いている。 本当の友人関係ではないのだ。

 トランプ大統領は金正恩委員長とまだ会って話している訳ではないが、世襲ではあるが、あの若い指導者の政治家としての能力を見抜いているのかもしれない。 もちろん簡単に金正恩に騙されるような、トランプ大統領はやわな人物ではない。

 筆者は、トランプとキムという二人の特徴ある性格の人物がそろったからこそ、今回の米朝会談に発展したように思えてならない。

 ただ永年政治の世界で経験を積んできたというような、政治屋のような人物では、今回のような会談を行う決断はできないだろう。 日本の政界では、政治屋的な人物があまりにも多すぎる。 公私混同を平気で行うような人物は明らかに政治屋なのだ。 政治家ではない。
 
 筆者は韓国と北朝鮮の会談に続き、米国と北朝鮮の首脳会談も、きっと成功するとみている。

飯島勲氏が吹聴する解散。 安倍政権は本気で解散する気かも知れない。

2018年04月24日 21時45分37秒 | 日記
 いよいよ安倍首相、麻生財務大臣の安倍政権が断末魔を迎えているというのに、いまでも政権の一角にいる内閣官房参与の飯島勲氏が、盛んに週刊誌のコラム欄などで、安倍政権は解散に打って出るべきだと吹聴している。

 解散は首相の専権事項であるから、解散は選択肢であることは事実だろう。

 行き詰った安倍政権が解散を打てば、自民党の反安倍一派の動きにブレーキがかかる可能性が十分あるかもしれない。

 何故なら今の安倍官邸には自民党の立候補者の取捨選択も可能な一極集中のパワーを与えられているからだ。

 野党も本音では解散は困るだろう。 現段階では野党の結集もできていないから解散選挙となると、ガタガタしているとはいえ与党の自民党・公明党に勝てる見込みはない。

 安倍政権のあまりにも身勝手な行動が生み出したのが、モリカケ問題であり、官僚への強引な支配力で、、安倍政権に対する忖度の結果が生みだした、文書の改ざんや記憶にないという発言などの官僚の犯罪行為なのだ。

 解散は出来るとは言え、もし安倍政権が本当に解散を打ち出すと、日本は無間地獄に落ちいってしまうだろう。 ここは男の花道として、潔く辞任するのが本命であると筆者は思うのだが、安倍首相は真底のワルだから解散の悪魔の手法を選びそうな気がするぞ。

したたかなメキシコの行った、米国とのFTA交渉術。

2018年04月23日 13時25分18秒 | 日記
 トランプ大統領が就任してから、選挙で公約していたアメリカファースト政策を実施するためであろう、北米自由貿易協定(NAFTA)からの離脱や、TPPへの不参加などを表明し、米国との二国間貿易協定であるFTAを進めると、メキシコやカナダに迫っていた。

 しかし貿易相手国は米国だけではないと、メキシコはしたたかに対抗しているようだ。

 米国より歴史もあり、多様な考えを持つEU(欧州)と、より深いつながりを持とうと交渉していたようだ。

 最新のCNNの報道で、「メキシコとEU、新なFTAで合意 「米国離れ」図る」と報じている。

 何も米国と不利になりそうなFTAを交渉するだけではないぞ、メキシコの威信をかけてEUとより親密なFTAを結ぶというのだ。

 そう世界の現実は、互いに関係をもって生きていく時代なのだ。 米国だけが貿易で不利になっている訳ではない。 

 モノだけではなく公共事業の入札、労働、安全、環境分野の基準も定めて、同じような条件で競争もできるし輸出入もできる。 

 各国がより有利な分野で成長し切磋琢磨して、互いに繁栄していく事こそが自由貿易思想なのだ。

 トランプ大統領が保護主義に向かおうとするのは、世界の目指す潮流とは180度違っているといえる。

 米国はITやAIなどの先端技術分野では、間違いなく世界のトップだ。 鉄鋼やアルミの輸入品で米国人の職場が失われているというが、同じようなことは他国でも言えることだ。

 その国の得意分野で世界に負けない技術や生産能力があれば、その製品の輸出力は必然的に高まる。
 今後、日本も米国とFTA交渉を強要されるかもしれないが、メキシコのしたたかさも知っておくべきだろう。


(CNNより貼り付け)

メキシコとEU、新たなFTAで合意 「米国離れ」図る
2018.04.23 Mon

 メキシコとEUが新たなFTAの締結で合意した。メキシコにとっては米国依存から脱却する足掛かりとなりそうだ

 ニューヨーク(CNNMoney) メキシコと欧州連合(EU)は23日までに、ほぼ全ての品目について関税を撤廃する新たな自由貿易協定(FTA)を結ぶことで合意に達した。
 EUの執行機関、欧州委員会が発表したところによると、協定の内容は税関手続きの簡素化など広範囲に及ぶ。
 双方が外国の公共事業に入札する道を開き、労働、安全、環境分野の基準も定めているという。
 米国のトランプ政権は、メキシコへの新たな輸入関税や北米自由貿易協定(NAFTA)からの離脱をほのめかしている。その一方でメキシコとEUは昨年、2000年に結んだFTAの再交渉を加速すると表明していた。
 当局者らは合意成立に際して、「開かれた」「ルールに基づく」貿易の重要性を強調。ユンケル欧州委員長は「双方が力を合わせ、相互に利益をもたらす結果に到達した」と強調した。
 協定はさらに詳細を詰めたうえで正式に発表される見通し。メキシコにとっては、対米貿易への依存から脱却する足掛かりとなる。

(貼り付け終わり)