黒田日銀総裁が、またまたサプライズともいえる金融緩和を打ち出した。
米国FRBが金融緩和を終了していこうとするタイミングで、より大幅な円安をもたらそうと計画する黒田総裁の考えは、果たして正しいのだろうか?
しかも同じ日に、政府は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の年金資金運用を、国内株式運用の比率を一気に倍に膨らます発表をした。12兆円に及ぶカネが、新たに株式市場に流入することになる。
この発表で、日本の株式市場は大幅に上昇し、日経平均株価は16,413.76円 +755.56 とたった一日で局面を変えてしまった。
しかし、筆者はこのような政府と日銀の人為的な操作で、株価だけが異常に上がる様子に危険性を感じた。
しかも円は112円、 2.87円安 という状況で変動している。
これで輸入物価はより上昇するだろう。消費者は賃金もほとんど上がらない現状で、消費の節約行動がより明確になるだろう。ということは間違いなく、節約志向が蔓延し、日本経済の生産活動が伸びるはずがない。
日本経済の足腰がしっかりしていない段階で、人為的な株価のつりあげだけで、本当に日本の国益になるのであろうか?
ご存じのように日本の株式市場は、外人投資家や投機ファンドが席巻している。
結果的には、本来は日本の貴重な資産評価である株式から、莫大な資金を外国の投機ファンド達にむしりとられて、日本は国家としてカネを失い、貧困に陥ると筆者は見ている。
そして財務省の後押しが強く、消費税10%に予定通り引き上げて、日本の経済は永遠にしぼんでいくであろう。
米国FRBが金融緩和を終了していこうとするタイミングで、より大幅な円安をもたらそうと計画する黒田総裁の考えは、果たして正しいのだろうか?
しかも同じ日に、政府は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の年金資金運用を、国内株式運用の比率を一気に倍に膨らます発表をした。12兆円に及ぶカネが、新たに株式市場に流入することになる。
この発表で、日本の株式市場は大幅に上昇し、日経平均株価は16,413.76円 +755.56 とたった一日で局面を変えてしまった。
しかし、筆者はこのような政府と日銀の人為的な操作で、株価だけが異常に上がる様子に危険性を感じた。
しかも円は112円、 2.87円安 という状況で変動している。
これで輸入物価はより上昇するだろう。消費者は賃金もほとんど上がらない現状で、消費の節約行動がより明確になるだろう。ということは間違いなく、節約志向が蔓延し、日本経済の生産活動が伸びるはずがない。
日本経済の足腰がしっかりしていない段階で、人為的な株価のつりあげだけで、本当に日本の国益になるのであろうか?
ご存じのように日本の株式市場は、外人投資家や投機ファンドが席巻している。
結果的には、本来は日本の貴重な資産評価である株式から、莫大な資金を外国の投機ファンド達にむしりとられて、日本は国家としてカネを失い、貧困に陥ると筆者は見ている。
そして財務省の後押しが強く、消費税10%に予定通り引き上げて、日本の経済は永遠にしぼんでいくであろう。