全国学力テストの結果を文部科学省が調査したところ、年収が多い世帯ほど子供の学力も高い傾向になっていることが分かった、という報告が出された。
調査は初めての試みで、数字で裏付けられたというものの、結果については、一般の感覚で言えば「何を今さら・・・」という感想である。
塾や習い事など学校外教育への支出額と学力にも相関があり、全く支出のない世帯は、月5万円以上支出する世帯と比較して、25ポイントほど正 . . . 本文を読む
太陽発電といえば屋根の上に並べたソーラーパネルを思い浮かべる。
設置するには数百万円かかり、費用の元をとるには2桁の年数がかかり、メンテナンスもある。
太陽の光エネルギーを電気にしようとするのだからエネルギーは枯渇することがないしクリーンだ。
ここまでがババの太陽光電池の知識だった。
政府が太陽光発電を設置する家庭に支援金を出す、というので設置家庭が増えているときく。
電力会社が家庭で余った電気 . . . 本文を読む
今時期はトウモロコシが美味しい。
かれこれ20年近くも前になるが、親しくしていた人からトウモロコシをもらった。
すぐにゆでたほうがいいと言われた。実家の農家で自家用に特別に栽培しているもので、もいでから時間をおかずにゆでると美味しさが逃げないのだというのである。
言われるとおりにさっそくゆでて食べたが、今までにない格別の美味しさだったことを覚えている。
トウモロコシといえば黄色い実が定番だが、最 . . . 本文を読む
我が家の猫の額ほどの畑。例年通りに植えた苗の様子がいつもと違ってきた。
最初に変だと気づいたのがきゅうりだった。葉っぱが黄色くなって下から順に枯れる。
手無しインゲン豆も鞘が青々としていたのが黒く変色してきた。半分ほどが黒くしなびてぶら下がっている。
気をつけてみていたら、ミニトマトの葉っぱがしなびてしんなりと垂れ下がっている。
茄子も葉が丸まって生気がなくなってきた。花が咲いたのに葉がしなびてき . . . 本文を読む
スズムシを飼うことにした。オスとメスを2匹ずつ買った。
エサや隠れ場所などを作る準備でケースの中をいじくったが、虫にとっては様子が変わって警戒したのか、家に連れてきてしばらく鳴き声が聞けなかった。
夕方になって鳴きはじめた。文字どおり、さわやかで涼しそうなスズのような声。
虫の中では断然音色がいい。気分が落ち着く。
子ども達が小さかった頃からスズムシはたびたび飼ってきた。
中でも印象深く記憶に残 . . . 本文を読む
「成人年令」は何歳が適当だろうか?
成人年令を20歳から18歳に引き下げることについては、世論調査で8割の人が反対している。
青年たちが薄っぺらで幼く見えるとか責任感が希薄だというのは一面で的を射ている。
だが裏側から見れば、社会が18歳を子ども扱いしてきたことの結果でもある。
法制度上20歳未満を子どもとしてきたこと、学生という立場で甘やかされてきたこともあるだろう。
一番は、経済的に自立して . . . 本文を読む
総選挙向けのマニフェストで各党とも子育て支援に重点を置いていることがうかがえる。
従来の主張をさらに肉付けして、民主党は「子ども手当て」を、公明党は「児童手当」を目玉政策としている。自民党も「幼児教育の無償化」を盛り込んだ。
少子化対策では根幹に据えなければならないことの柱の一つが、子育て世代への財政支援であり、もう一つの柱が女性が働きながら子育てできる環境整備だ。
どの程度の予算を配分するか、 . . . 本文を読む
自民党のマニフェストが発表になり、各党のマニフェストが出揃った。
選挙は自民と民主のマニフェストを中心にして論争が繰り広げられるだろう。
後だしジャンケンと皮肉られた自民党だったが、発表されたマニフェストは、従来の選挙公約のスタイルから脱皮できていない。抽象的でアピールの弱いものになった。
わかりやすさや具体性、さらには政策実行への意欲という点で、マニフェストの出来栄えは残念ながら民主党に軍配が . . . 本文を読む