ウラン濃縮を中断することに合意したというのだが、こんども北朝鮮は約束を反故にすることだろう。
北朝鮮と米国の協議で、ウラン濃縮の停止、長距離ミサイル発射の停止と合わせ、寧辺の核施設へのIAEA(国際原子力機関)査察団の受け入れにも合意したという。
見返りとして、米国から北朝鮮への食糧支援が約束された。
しかし北朝鮮は、食料を受け取ったあとで、何やかにや難癖をつけて、合意した内容を破棄するに違いない。
北朝鮮側の発表によると、ウラン濃縮の一時停止などについて「成果ある会談が続く間」と限定している。米国側の発表にはない点だ。
いつでも理由をつけて振りだしに戻ることができる。
懲りもせず、またまた食糧支援をして北朝鮮をなだめようとしているが、これまで散々弄ばれた反省を踏まえて交渉すべきだ。
いい加減に学習したことを体現させなければなるまい。
対話は拒否しない、しかしこちらからすり寄ることはしない。
約束をきっちり実行することが裏付けられるまでは一歩も譲歩しない、ぐらいの姿勢が必要。
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