新聞社がまとめた、読者欄に投稿した人の年令別データを見て、ジジが感想を先日ブログに載せた。
そのデータでは、年令が高くなるに従い投稿数が増えていた。
― 高齢者の投稿が多いのは、若い人たちが上滑りなムードに流されやすく、社会の複雑な仕組みが見抜けなくて、時々の流れを無批判に受け入れてしまう風潮があるからではないか。・・・しかし最大の理由は、高齢者は時間が余っているからではないだろうか。― というような感想を述べた。
これに対して、次のような趣旨のコメントがはいった。
― 新聞の購読者が誰かを考える必要ある。インターネットにアクセスできない高齢者が新聞読者の中心になっているのだから、ネットの情報も収集しないと正確な判断ができないのではないか ―
確かにいまや、若い人で新聞を購読している人は少数かもしれない。
新聞だけでは情報に偏りがでる。ネットを入れないで全体を論じるのは正確でない、というのはもっともな意見だ。
社会の複雑な仕組みを見抜けないのは、むしろ古い観念に凝り固まっている新聞読者かもしれない、という視点も必要か。
そんな考えを巡らしながらも、やはり「発信力は高齢者のほうが断然大きい」と見るのが実態に近いと思う。
まず各種選挙への投票行動をみても、若者に比べ高齢者の投票率がひときわ高い。正確には「若者の投票率が際立って低い」と表現すべき。
選挙の投票率は「年令+10%」と皮肉られるほどである。
高齢者の声がより大きく増幅されて表に出てくる結果になっている。
なぜ若者は投票に行かないのだろうか?
ネット、携帯は今や若者を抜きには語れない。若者によって存立しているといえるほどだ。
それなのに若者の声があまり盛り上がらないのはなぜだろう?
政治のことにかかわっているのは時間の無駄、もっと面白いことがたくさんある。だいたい誰に入れても自分の生活が変わるわけではないし。毎日仕事で忙しく追い立てられていることだし・・・。
そんな感覚なのだろうが、要するに「若者はおおむね現状に満足している」と見られてもしかたない。
新聞の投稿欄と共通したものがあるように感じる・・・。
「後期高齢者医療制度」や「失われた年金」では高齢者の怒りのパワーが噴火してその威力を見せ付けた。
福祉といえば老人向けと相場が決まっていて、予算の多くが高齢者に使われている。それは老人の声が大きくて無視できないからだ。
残念ながら若者の声は、政治家や行政には届いていない。
国の借金は先送りされ、若者の実質的な負担はどんどん増えていくだろう。
若者はもっと怒りを表わし、主張したらいいと思うのだが・・・。
そのデータでは、年令が高くなるに従い投稿数が増えていた。
― 高齢者の投稿が多いのは、若い人たちが上滑りなムードに流されやすく、社会の複雑な仕組みが見抜けなくて、時々の流れを無批判に受け入れてしまう風潮があるからではないか。・・・しかし最大の理由は、高齢者は時間が余っているからではないだろうか。― というような感想を述べた。
これに対して、次のような趣旨のコメントがはいった。
― 新聞の購読者が誰かを考える必要ある。インターネットにアクセスできない高齢者が新聞読者の中心になっているのだから、ネットの情報も収集しないと正確な判断ができないのではないか ―
確かにいまや、若い人で新聞を購読している人は少数かもしれない。
新聞だけでは情報に偏りがでる。ネットを入れないで全体を論じるのは正確でない、というのはもっともな意見だ。
社会の複雑な仕組みを見抜けないのは、むしろ古い観念に凝り固まっている新聞読者かもしれない、という視点も必要か。
そんな考えを巡らしながらも、やはり「発信力は高齢者のほうが断然大きい」と見るのが実態に近いと思う。
まず各種選挙への投票行動をみても、若者に比べ高齢者の投票率がひときわ高い。正確には「若者の投票率が際立って低い」と表現すべき。
選挙の投票率は「年令+10%」と皮肉られるほどである。
高齢者の声がより大きく増幅されて表に出てくる結果になっている。
なぜ若者は投票に行かないのだろうか?
ネット、携帯は今や若者を抜きには語れない。若者によって存立しているといえるほどだ。
それなのに若者の声があまり盛り上がらないのはなぜだろう?
政治のことにかかわっているのは時間の無駄、もっと面白いことがたくさんある。だいたい誰に入れても自分の生活が変わるわけではないし。毎日仕事で忙しく追い立てられていることだし・・・。
そんな感覚なのだろうが、要するに「若者はおおむね現状に満足している」と見られてもしかたない。
新聞の投稿欄と共通したものがあるように感じる・・・。
「後期高齢者医療制度」や「失われた年金」では高齢者の怒りのパワーが噴火してその威力を見せ付けた。
福祉といえば老人向けと相場が決まっていて、予算の多くが高齢者に使われている。それは老人の声が大きくて無視できないからだ。
残念ながら若者の声は、政治家や行政には届いていない。
国の借金は先送りされ、若者の実質的な負担はどんどん増えていくだろう。
若者はもっと怒りを表わし、主張したらいいと思うのだが・・・。
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