ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

財布がない―どじなジジ  

2006年01月31日 | Weblog
「財布を落とした!」
 とジジから電話。
ババ: 「どこで?」
ジジ: 「Z(息子)の家の周りだと思うが、よく分からない。」

ジジは市内にいる息子の家に、あれこれ用事があって来ていた。(息子は仕事で、嫁さんは実家へ里帰りで不在)
ガソリンスタンドへ来て、パンクしたタイヤの修理をしてもらう間、飲み物でもと思いポケットから財布を出そうと思ったら、財布がない!

着ていた上着は浅い斜めポケットだから、車にでも落としたかと思い、車の中を探したが見つからない。
急いで息子の家へ引き返し付近を捜したがない!
息子の家の辺りでだいぶ身体を動かしたので、その時ポケットから落ちて拾われてしまったのか?

出かけてくるとき、いつも置いている居間の机の上から財布を持って自分の部屋へ行って、一万円札を追加してから出てきたことを明確に記憶している。 だから家に置き忘れてきたのではない。
焦る気持ちがだんだん強まってくる。 財布に入っていたものを思い出してみる。
運転免許証、クレジットカード・キャッシュカード、それに現金が約4万円、市内交通共用乗車券、印鑑、名刺・・・。
困った! いつもより現金が多いので、拾われたら届けてくれないかも?

ババ: 「車の中には?」
ジジ: 「車には落ちてなかった。これから警察に届いてないか電話するつもりだけど・・・。」

ババは、朝鮮漬けを漬けながら、いろいろ思い巡らしていた。 “うーん、まったく!懲りないのだから。”
いつも置いている机にはない。 家の前にも、駐車場にも落ちてなかった。
なにしろクレジットカードが入っているし・・・。
ジジが以前、ゴルフ練習場で財布を置き忘れたとき、フロントに届いていたことがあった。反対に、10万円ほどの大金とたくさんのカードが入った財布をジジが見つけ、店のカウンターまで届けたこともある。
いい人に拾われたらいいのになあ・・と思っていた。

ジジの行動パターンを思いおこしてみた。 ジジはいったん外に出たあと、戻ってきてトイレや部屋に入ることがあるからだ。
再現するようにババはもう一度外を見て、トイレを見て、ジジの部屋に入ると・・・!
なんじゃ、これは・・・! 書棚の端に黒いものが・・・!

財布の中身まで聞いてなかったので、ここぞとばかりに覗いてみた。 お~、中身が濃い! 
拾得物は1割・・・。 でも家族だし、本人の部屋から見つかったのだからお礼は無理かなぁ・・・(笑)。
ジジに電話をいれた。 
ジジは、警察でいろいろ尋ねられ、クレジット会社にも連絡するように言われ、クレジット使用停止手続きを終えていた。
《前のブログから転記し再生したものです》



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