ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

ドラフトの汚点

2007年03月15日 | Weblog
「ドラフト会議」という制度が導入されてから40年以上になる。
特定チームへの有力選手の集中を避けるのを目的にし、戦力の釣り合いをとるのが狙いだった。
しかし、選手を自由に獲得したり、選手の希望を取り入れる「逆指名」「自由獲得枠」ができた。
この仕組みが、陰で球団と結びつき、裏金が飛び交う結果を招くことになる。
高校生にはこの枠が適用されない。なぜ高校生には自由枠が与えられないのか?
ババはこんなドラフト制度は以前から平等でないと思っていた。

今回、西武が学生と社会人のアマチュア選手2人に合わせて1300万円近くの金銭を渡してしたことがバレた。これを裏金という以外何というのか。
お金を受け取っていたことを知らなかったと言っていた早大の選手も、結局は知っていたと認めた。
西武は2004年の一場問題があった後にも、われ関せずで続けていたことになる。反省できない大人達がなんと多いことか。

学生には1千万円以上、社会人には270万円・・・。ババはすぐ「この差はどこからくるのかなぁ・・・」と思ったり。
公になった今、社会人のほうは、「あちらは1千万以上ももらってたのか。なんで俺はこんなに少なかったんだ? 発覚して非難されるときは変わりないし・・・」なんて驚いたり、がっかりしてたりしてるかな・・・。なーんて思ってしまったのだが。
いうまでもなくこの金は、収入として申告してなかっただろう。

何度も同じことを繰り返さないためにも、ここらで本気になって思い切った改革が必要だ。
こんなことで一度レッテルを貼られてしまったら、選手だってかわいそう。
最近では楽天にいった一場選手。本人にしたら忘れた頃にまた「一場事件」がぶり返されて、名前が取りざたされてよわってるだろうが、ババでさえいまだに「裏金の選手だ」と思ってしまう。
ドラフトといえば、昭和の怪物といわれた法政の江川が「空白の一日」を利用して巨人と契約した「江川事件」。
TVなどで江川をみかけると、ババは当時の「ズル」を思い出す。こんなことで人々の印象に後々残ってしまうことは避けたいだろう。

ババはレッドソックスに行った松坂は、いい時に海を渡ったなぁと思った。
こんなゴタゴタの最中だったら、気持ちも半減してしまっただろうに。




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