ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

末期高齢者

2009年02月12日 | Weblog
一杯やりたいと、同級生の幹事役から案内の電話があった。札幌に転居してきた高校のクラスメートを囲んでやろうと考えているという。
彼が札幌に来たのは転居連絡をもらっていたので知っていたが、このクラスもやはり札幌周辺に住むものが多くなった。

何年か前から幹事はだいたい固定されて、夏季にはたまにゴルフコンペを行うが、幹事の都合でやったりやらなかったりまちまち。
そんなわけで何人かはときどき顔をあわすが、ゴルフ組でないと何年も会わない。
意外にも10人が顔をそろえた。

頭髪が白いのと薄いのがまず話題にのぼる。黒いままなのは2人だけ。現役のときは染めていたという何人かも、今は成り行きにまかせているという。
話題の中心は病気と身体のこと。人によってはそろそろ痴呆の不安も出てくるころ。
すでに何人もが死亡している数の多さに、名簿を見ながらみんな感慨深げ。

手足が不自由で移動がままならないものもいるし、あちこち手術をしているものもいる。大半が常時薬を飲んでいる。
この先、「後期高齢者」からもっと進んで「末期高齢者」になると笑う。
喉の治療をうけて回復途上だというのに、「ビールは刺激があって駄目なのだ。これならなんとかいけるんだ」とかいいながら、別のアルコールでごまかしている輩もいる。

超高度な話から、下品な話まで・・・。
エネルギーの話をきっかけに、素人にはちんぷんかんぷんな宇宙のビッグバンにまで話が広がったかと思えば・・・。
半世紀以上前の貧しかったガキの頃の遊びや、時代の移り変わりに一気に話が飛んでいく。
たわいない話で和やかなひと時。


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