敬老のプリザードフラワー

８０才を過ぎた母からババに電話があった。
「Ｂちゃんが・・・、・・・。」
どうやら娘が私の母と父に「敬老の日」に花を贈ってくれたらしい。
母によると前触れなく孫から大きくて軽い箱が届いたので、開けるとガラスに入った小さなバラの花だった。あまりに可愛くて小さいのでてっきり食べ物と思い仏壇に供えたらしい。
同居の姉がそれは食べ物でなく、飾り物だと気付いたようであきれて笑っていた。

それはプリザードフラワーというものらしい。ババも初めて聞く言葉だ。
一番きれいな時期の花を加工したもので長く楽しませてくれるというのだ。水と直射日光は禁忌らしくそれさえ守れば1年から２年はもつらしい。ドライフラワーとはまた違うのだ。
最近はお花やさんでブーケやインテリア用においているらしい。　母のように一見花の形したお菓子と間違えても不思議でない。
娘は2個贈ったらしくもう1個は入院中の父の枕元に母が置いてきたらしい。

話だけでは想像しにくいババはついでにお花やさんに寄って確認してきた。
あった、あった。造花よりも柔らかそうな花びらが可愛い。手が込んでいるからだろがいい値段がするのでびっくりした。　失敬して携帯でパチリ。
ちなみにババは「敬老の日」を忘れていて両親に何もしなかったのだが・・・。