ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

赤字でも借金できれば倒産しない

2007年02月05日 | Weblog
事業をしているある人が言うには、会社が零細のときはいつも倒産の心配をしていた。今はその頃より会社が少し大きくなって、やりくりが楽になっている。
ただし赤字が減ったかというと、逆に前より増えているという。
倒産させたら、貸し付けたお金が戻ってこないので、銀行もおいそれと融資を断つわけにいかないのだというわけだ。

いくら経営が赤字であろうが、借金があろうが、お金を貸してくれるところがあれば倒産しない。
国も同様で、国債を買ってくれる人がいる間は大丈夫だ。膨大な借金があろうとも、お金を貸してくれる人がいるということなのだから。
無論のこと、国が倒産したら困るから国債を買って支えているというわけではないのだけれど・・・。
しかし、貸し手がいなくなったら?・・・。

日本の国債の借金は、返済が難しいというのが世界的な評価だ。
国民がだんだんと実態を理解するようになって、国債が危ないとなれば買わなくなる。
さらに銀行や郵便局の金利の低いことに嫌気がさして、預金していた資金を投資に向けたり、海外へ向けるようになる。
金融機関は国債を買っているわけにいかなくなる。
国債を買うところがいなくなると・・・。国債証書は紙くずになる。
国債をごっさり保有している郵便局も銀行も倒産する。
あおりを受けて“円”の価値も下がる。金融も経済も混乱して、本当に国が破綻するのかも・・・?



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