ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

重厚なアンパンマンの歌詞

2008年08月19日 | Weblog
子供達に人気のアニメ「アンパンマン」。
ジジの車にも孫達のためのアンパンマンシリーズのCDがある。
「アンパンマン」はもとより、「バイキンマン」「ドキンちゃん」などの歌が挿入されている。
ジジの車を運転するとき、たまにこのCDが小さく耳に入ることがあるが、軽く聞き流していた。

「アンパンマン」に関する歌は数曲あるようだがババが気になったのは、そのうちの1曲「アンパンマンマーチ」の歌詞。
♪生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも♪ とか/ ♪何のために生まれて 何をして生きるのか♪ など、子供が歌うにしてはすごい歌詞だなと感じていた。

3才の孫は、たくさんいるアンパンマンの登場キャラクターのドキンちゃんを主題にした、「わたしはドキンちゃん」の歌が好き。
だけど歌詞を知らないので最後の部分、 「♪わがままなのよ~ドキンドキン♪」 のところだけ大きな声で歌うのだという。
それを聞いたババはさっそく検索して歌詞を調べてみた。

♪わたしはドキンちゃん なるべく楽しく暮らしたい/  お金はたくさんあるのがいい/  おいしいものを食べたいし 遊んで毎日暮らしたい/  そんなわたしよ ドキンドキン / わがままなのよ ドキンドキン♪
こんな調子で1番から3番まであるのだ。

ジジに歌詞全てを読んでやって、思わずすごいね~と言った。
こんな歌詞だったとは・・・。しかし、大人の心理を見透かされたようでそれこそドキンとしてしまった。
孫がこの歌詞を覚えてしまって、病院の待合室やバスの中で大声でうたったら、知らない大人はギョッとするだろう。
娘にその歌詞をFAXしてやると、あまりのリアルさに娘も吹き出してしまったという。

子供向けというより、大人の想いを書き記したものみたいだ。
これをきっかけに、アンパンマンの生みの親は「やなせたかし」なのを知った。 漫画家であり絵本作家。名前は聞いたことがあった。
ババもよく知ってる ♪手のひらを太陽に♪ もこの人の作詞だった。

アンパンマンはもともと大人のために書いた歌だという。生命の大切さを訴え、他人に優しく勇気ある行いをしようとアンパンマンにその想いを託す作者。
「アンパンマンマーチ」も聞くほどにアニメとは思えない重みのある歌詞。
子供は念仏のように覚えるだろうが、大きくなってその意味の大きさを知るだろうか。


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