ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

衆参ねじれも悪くない

2010年07月09日 | Weblog
民主党と国民新党を合わせても参議院で過半数届かないことが世論調査でほぼ確実になった。
選挙後、民主党はどこと連立を組むか模索するのであろうが、無理に連立をしないほうがいい。
 
衆参ねじれは前の自公政権のときに経験していて、確かにねじれによって、法案が与党が思い描くようには成立しないで停滞する感がある。
しかしそれもまた良しと考えることもできる。
与野党が激しく対立する法案は総じて内容的に欠陥を抱えているものだ。
それでも数による強行採決よりはずっと良いのではないだろうか。

中には国民の声は無視して、党の利益不利益だけを基準にしたり、支持団体の意向を汲んで法案に反対するというのも当然あるだろう。
けれどもそういうことが国民の前にさらされることによって、その政党は国民からそっぽを向かれたり賛同者を増やすことにつながっていく。
衆参ねじれは、政権党がまともなことをしようとするならば、むしろ強力な武器になる。

基本政策で相容れない党が連立を組むのはやめたほうがいい。
政権を維持することにとらわれて、目指そうとしていた政策をゆがめ、挙句に強行採決というようなことをしないですむ。
民主党と自民党が大連立などというのもとんでもない。国民新党との連立も解消したほうがいい。
一つ一つの法案ごとに、各党と協議をして実現していくことが、より民主主義に叶っている。


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