映画「イノセントボイス」

“不毛の世界”・・・「イノセントボイス」を観ての感想。
実話に基づいた映画だというが、中南米のエルサルバドルでの内戦で、同じ国民が政府軍とゲリラ側に分かれて殺し合い一般の国民が犠牲になる。
小学生ぐらいの子どもが拉致され、兵士として仕立てられる。

こういうことが世界のあちこちで起こっているのが、現実なのだということなのだろう。
「人間というものは、進歩していないのではないか？」と、ふと考えてしまう。
誰が得するのか。　指導者は、どんな国どんな社会を作りたいと考えているのか。
一度内戦という泥沼に入り込むと、武力でしか解決できないのだろうか？
バックに控える大国の思惑・・・。