鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

りんごのにおいと湯けむり沿線②!

2016年10月27日 | 長野電鉄


この辺りは、トンネルを潜るようにりんご畑が続きます。元営団から第2の人生を送っている3500系も長電の顔となりました。





「1000系ゆけむり」は、元小田急特急。ローカル線には馴染みにくい感はありますが、りんごの季節にはカラーが似合います。



「成田エキスプレス」から人生を変えた「2100系スノーモンキー」。短編成となったことが、少し寂しさがあります。



上条駅付近から雄大な風景を望み、3500系を最後に沿線を後にしました。

近くの観光地も巡りましたが、秋真っ只中で,充実の信州紀行でした。












りんごのにおいと湯けむり沿線①!

2016年10月26日 | 長野電鉄

【2100系スノーモンキー】

早朝の下諏訪での189系撮影後に訪れた長野電鉄。「りんご特急」撮影以来の訪問です。

晩年は走行区間も縮小され引退を迎えましたが、長年走り続けた2000系「りんご特急」が沿線には馴染んでいました。


【りんご特急で親しまれ引退した2000系列車】  2011年9月撮影

定番の鉄橋での撮影から始めます。

天気も回復に向かってくれた頃、丁度2100系「スノーモンキー」が通過しました。オーソドックスに撮影しますが、一度雪の日にあらゆる角度で撮影してみたいものです。

その後立ち寄った夜間瀬駅では、1000系「ゆけむり」を狙います。


【1000系ゆけむり】

夜間瀬駅から、りんご畑が続く上条方面へと沿線を辿ります。雄大な風景の中で3500系列車(くじら)も撮影します。
私的には、風景に溶け込みやすい列車です。




【3500系列車が、りんご畑を通り抜けていきます】

色づく直前ではありましたが、辺りはりんごのにおいで一杯です。
りんご畑は、終点の湯田中温泉駅まで続きます。

まさに「りんごのにおいと湯けむり沿線」です。



来たー!国鉄189系「スーパーあずさ色」!

2016年10月24日 | JR中央本線

朝一番のE257系「あずさ2号」


続いてE351系「スーパーあずさ4号」

長野電鉄のりんごが見たくて中央道を走らせたものの、欲張って岡谷ICを降り、189系の撮影にも立ち寄りました。狙いは189系「ムーンライト信州」の役割を終えた回送。
雨上がりの朝、下諏訪の定番カーブで待ち構えます。優等列車が動き始めた後、遅れの情報が入り、半ば諦めかけていた頃やってきました。


約30分遅れで姿を現した189系「あさま色」

露出に苦労する天候ではありましたが何とか撮影。そして撤収。しかし、2人の年配者が構えているのを見て振り返ると、スーパーあずさ色が突然カーブから姿を現しました。


突然現れた189系「あずさ71号」(旧スーパーあずさ色)

構図を決める余裕も無く、最後尾を意識しずぎて画面一杯になってしまいましたが、偶然にゲットできた1枚です。

臨時「紀の国トレイナート号」運行!

2016年10月22日 | JR紀勢本線

「紀の国トレイナート2016」開催にあわせ、今年も「紀の国トレイナート号」が運行しました。運用は和歌山色117系列車。
寝過ごした為、列車の時間に合わせて途中で高速を降り、間一髪でシャッターを切ります。天気が良ければ逆光ですが、曇り空が幸いしました。


1時間後の折り返しを有名定番地で狙います。381系「特急くろしお」を追いかけて以来の訪問。晴れた日には青い海が広がりますが、列車メインの撮影にします。紀勢本線を走る117系もレアなシーンとなりました。

コスモス畑が見頃です!

2016年10月19日 | 新幹線


コスモス畑の見頃情報と、久しぶりの天気に恵まれ訪れた近江八幡。近江鉄道と新幹線が撮れる広大な有名撮影地。今年は町のイベントのために若干コスモス畑が移動している様ですが、近江鉄道との撮影は十分可能です。もう少し正面ぎみでも撮りたいところです。



新幹線との撮影が可能な場所へと移動しますが、列車をメインにするとコスモス畑が小さくなるため、コスモス畑をメインに切り替えます。
わざと人物を入れてみました。楽しんでいる家族の様子が、暖かい1枚に仕上げてくれました。

ドキュメント!続編、遠い記憶の旧東青山駅!

2016年10月16日 | 近畿日本鉄道


東青山駅

青山区間の廃線跡を辿るハードなことはできませんが、念願の旧東青山駅に訪れた後、現在の東青山駅にも行ってみることにしました。駅の北側には「東青山四季のさと」が隣接。山の中にしては広大な公園で、家族連れも多く穏やかな空間です。この公園でも一部の廃線跡を辿ることができます。


公園の頂上辺りに旧線があったようです。綺麗に整備はされているものの、レールがあったのは間違いないようで、この辺りに当時の垣内東信号所がありました。どうしても悲劇の事故が浮かんでしまいます。33パーミルの急勾配を暴走した4連名古屋行特急は、時速100キロ以上で信号所を突破し、現在の東青山駅のすぐ東側にある旧総谷トンネルへと飛び込みました。


遊歩道のように整備されていますが、トンネルに近づくうちに雑草が増えてきます。


旧総谷トンネルは、5分ほどで見えてきました。
暴走列車は、トンネル内で前2両が横転、3両目がトンネルの壁に激突。そこへ前方からやって来た「京都・難波行特急」が衝突するという大参事となりました。
「青山トンネル事故」と呼ばれる本当の現場です。


トンネルの左側には、本線に繋がる安全保線跡があり、右側には、現在の新総谷トンネルが並び、特急列車の通過音だけが頻繁に響きます。
別のマニアとして来たわけでもないので、手前で足を止めました。トンネルに背を向けた時、視線を感じたように思い、振り返ると、勿論誰もいるはずもありません。事情を知っているための気のせいかも知れません。

事故の事を軽々しく口にできる立場ではありませんが、鉄道を愛する一人としても、事故の事は決して忘れてはならないと思います。長い年月が経ちましたが、25名の犠牲者の冥福を祈ると同時に、同じ悲劇を繰り返すことのないよう、安全に努めて欲しいという思いでトンネルを後にしました。


現在の新総谷トンネルから東青山駅構内に進入する特急列車

ドキュメント!遠い記憶の旧東青山駅!

2016年10月14日 | 近畿日本鉄道


         西青山駅  

西青山と東青山を結ぶ青山トンネル。近鉄線では約5KMの最も長いトンネル。今や超高速で抜ける区間となっていますが、約40年程前までは単線区間で、別のルートを走っていました。一度訪れてみたかった廃駅の旧東青山駅に行ってみました。


廃線・廃トンネルマニアでないので、車で垣内の集落を抜け、とにかく行ける所まで行きます。山道を進むと途中で駐車できそうなスペースがあったので車を止めて歩くことにします。車で登る方もおられるようですが。


途中、滝を横目にひたすら登り続けます。水の音がとても心地よいです。


細い山道ではありますが、舗装はされています。当時、東青山駅に向かう唯一の生活道路だったのかも知れません。


覚悟を決めていたものの思ったより早く森林の中から開ける場所へと出ました。すぐに目的地だとわかりました。40年もの年月が経っているのですが、駅跡は残っています。小さな達成感と満足感を感じながら、しばらく散策します。


駅から旧青山トンネル方向(西方向)を見ます。


駅から東方向を見ますと、すぐにトンネル(滝谷トンネル)が見えています。マニアの方は東の方から廃線跡を辿りながら、いくつかのトンネルを抜けて来るらしいです。



山の中の駅らしくホームは木製でした。


誰もいないホームで、風だけを感じながら休息します。小学生の頃、友人と二人でこの駅に降り立ったことを思い出します。辺りは山に囲まれ、ひたすら上へと続く遊歩道がありました。恐らく青山高原へのハイキングコースだったのでしょう。そして、どうしても遠い記憶の中から悲劇の事故の記憶が蘇ります。同じ沿線で育った当時の子供にとってはあまりにも身近で衝撃だった青山トンネル事故。当時のテレビが伝える事故の様子をおぼろげに覚えているものです。内容は省略しますが、暴走した特急列車はこの駅から滝谷トンネルへと飛び込んで行ったことになります。当時は単線区間で33‰の急勾配でした。この事故をきっかけに複線化工事が急速化したようです。
鉄道ファンとして一度来たかった旧東青山駅。山深い場所ですが、駅跡だけは今も開けた心地よい駅でした。色んな意味でも来てよかったと思えます。






駆け抜ける5!近鉄大阪線!

2016年10月11日 | 近畿日本鉄道








定番の撮影地。これまで鉄橋のサイドから狙ってきましたが、今回は俯瞰ぎみに狙ってみました。撮影時には小雨が降る中ですが、そんなに長くない時間内で、複数の看板列車が通過してくれました。4枚目は元祖近鉄の看板特急カラー。幼い頃から世話になった列車。いつまで走り続けられるのだろう。

駆け抜ける4!近鉄大阪線!

2016年10月06日 | 近畿日本鉄道


初瀬街道と宇陀川が平行した場所ですが、少し俯瞰ぎみに撮影します。カメラのセッティングと同時に、カニカマ(伊勢志摩ライナー)が通過しました。街道の町並みを見下ろしながら、築堤を駆け抜けていきました。天気のいい日にリベンジしたい風景です。



山間部に入るとトンネルと鉄橋の連続となる大阪線。宇陀川を何度も渡り、急勾配を高速で駆け抜けます。画像はNO1の座を譲ったビスタEXですが、旧型車両カラーがしっくりきます。



急勾配を一気に駆け上がるビスタEX。後追いならではのシーンです。山間部は平地よりも撮影可能時間が短くなります。

駆け抜ける3!近鉄大阪線!

2016年10月05日 | 近畿日本鉄道


撮影時はいつも怪しい空模様で、彼岸花に光が当たらないのが残念。今年の見納めとなるであろう彼岸花を横目で見ながら「しまかぜ」が駆け抜けます。正面の顔よりサイドぎみが「かっこよく」思えます。



今やカラフルな列車が増えつつある近鉄特急。物心ついた時から走り続けるカラーが、いつの間にか被写体として目が離せなくなりました。