神戸電鉄有馬線
六甲山地を50‰の勾配で越えて、神戸と有馬温泉を結んでいる神戸電鉄有馬線。
神戸電鉄で最も長い「鈴蘭台と鵯越」区間。人里離れた山奥の菊水山駅は、利用者も無く2018年に休止からついに廃止へ。列車に乗り込み構内を撮影する。
床の傾きが急勾配を感じさせながら、残されたホームが現れる。かつての信越本線の碓氷峠を思い出すようである。
神戸電鉄は、新開地を出ると一気に急勾配を駆け上がる。最大50ﾊﾟｰﾐﾙの山岳路線。途中駅の鵯越（ﾋﾖﾄﾞﾘｺﾞｴ）駅は、大きなカーブ上にあり、列車は急勾配を力走する。後ほど思い出した駅傍の大きなお地蔵さん。昔28人の高校生が死亡した大事故の慰霊碑らしい。特殊な駅だけに、その他にも大きな事故や人身事故も多いようである。鉄道にとって最大の難所であることが伺える。
鵯越
丸山
丸山
鵯越神戸電鉄では、七夕にちなんで7日までの間、沿線の幼稚園・保育園・保育所の園児の願いが込められた短冊を展示した車両に、「七夕列車」のＨＭを掲出して運行された。
