以前、このブログ内でも、特急「日本海」・急行「きたぐに」の定期運用終焉については紹介したが、両列車共にこの夏の臨時列車として、多客期(お盆期間)限定で登場した。撮影リストで運転期間を確認すると、出撃するならば今しかないことに気づく。しかも「日本海」の大阪到着は10時27分で若干の余裕があるものの、「きたぐに」の大阪到着は6時49分の早朝のため、撮影するには夏限定となる。今なら夜明けも5時半頃。何とか撮影可能ではある。早速5時半頃からの走行場所の目星をつけて、撮影地を湖西線の志賀に決める。少しゆとりをもって早朝3時に出発。現地には思いのほか早く着いたが、すでに先客は2名。時間が近づくにつれ夜が明け始めるが、この暗さでは適切な露出が得られない。琵琶湖に浮かぶシルエット(列車)をイメージするしかない。かといって583系「寝台急行きたぐに」と判断できないようでは意味がない。
5時20分頃、ほぼ予想通りに「きたぐに」は姿を現す。

早朝のため、すべての窓にはカーテンが。車内では間もなく「おはよう放送」を迎える。 志賀ーー蓬莱
急行「きたぐに」が走り去ると同時に、雲の切目から朝陽がのぞかせ、湖面が赤く染まってきました。もう少し「きたぐに」の通過が遅ければ、どれだけ絶好のシチュエーションであったことか。

早朝、深夜は貨物列車の活躍する時間帯でもあります。 志賀ーー蓬莱
次は「日本海」をターゲットに気持ちを切り替える。約4時間近い待ち時間がある。しかし、太陽が昇るにつれ逆光ぎみになるため、撮影場所を移動するのが得策だろう。いつの間にやら増えていたギャラリー達も大移動です。しかし、先客だった2名と話しているうちに、おもしろい情報を得る。甲子園第3試合の秋田商業の応援の臨団列車が、583系でやってくるという噂があるらしい。これはおもしろい。これが現実なら、583系(秋田車)といえば、急行「きたぐに」の国鉄色ではないか。見逃すわけにはいかない。間もなく来るか。「日本海」と「トワイライト」の間で来るか。など、好き勝手なことを言いながら、一方では、本当に来るなら、もっと大勢のギャラリーでいっぱいになるだろうに。と思いながらも暫く様子を見た上で、太陽も昇りだしたので、ひとまず撤収することに。噂の前に、「日本海」の撮影場所を決めなくてはならないだろう。時間があるとはいえ、無理をせず高島に決める。現在地から30分程度の撮影地。ここでじっくりと待つ。先客は10名ほど。多くのカメラマンたちは、新疋田の有名撮影地に向かっていることだろう。
湖西線は、定期の優等列車は、サンダーバードのみとなってしまったが、「トワイライト」や、「117系オリジナル塗装」、「湘南色」、「カフェオレ」とバラエティーに富んだ被写体の宝庫。あまりの暑さに、途中道の駅で飲み物を仕入れながら、「日本海」の通過を待つ。

昔、関西圏で新快速として活躍した117系オリジナル塗装。今や貴重な存在なんです。 近江高島ーー北小松

カフェオレもやってきます。
ようやく「日本海」の姿が見えてきました。臨時化後は初対面です。牽引はEF81形機関車で、国鉄時代からのローズピンク色(通称:ローピン)。トワイライト色(通称:トワ釜)との2種類があるが、鉄道ファンの間ではローピンの機関車の方が、人気を集めていました。

ラストスパート。復活「寝台特急日本海」。次回走るのは年末年始だろうか。
「日本海」が去った後も、同業者たちは撤収する気配がない。もしかして、秋田車の583待ち? どこからどう広まったのか、こちらでも臨団の噂が。これは待つしかないでしょう。2時間半ほど待ったでしょうか。コンビニ行ったり、車で涼んだりしながら、「トワイライト」がやって来てしまいました。そう、やって来てしまったのです。第3試合だったので、これ以上遅くにやって来るとは考えられません。おそらく単なる噂にすぎないでしょう。

「トワイライト」がやってきました。本家EF81トワ釜です。

「トワイライト」が走り去って、撤収にします。同業者たちもバタバタと撤収支度です。今回は急な撮影となりましたので、次回機会があれば、もっといい撮影地での計画を立てたいと思います。そのために撮影リストにチェックしておきます。
5時20分頃、ほぼ予想通りに「きたぐに」は姿を現す。

早朝のため、すべての窓にはカーテンが。車内では間もなく「おはよう放送」を迎える。 志賀ーー蓬莱
急行「きたぐに」が走り去ると同時に、雲の切目から朝陽がのぞかせ、湖面が赤く染まってきました。もう少し「きたぐに」の通過が遅ければ、どれだけ絶好のシチュエーションであったことか。

早朝、深夜は貨物列車の活躍する時間帯でもあります。 志賀ーー蓬莱
次は「日本海」をターゲットに気持ちを切り替える。約4時間近い待ち時間がある。しかし、太陽が昇るにつれ逆光ぎみになるため、撮影場所を移動するのが得策だろう。いつの間にやら増えていたギャラリー達も大移動です。しかし、先客だった2名と話しているうちに、おもしろい情報を得る。甲子園第3試合の秋田商業の応援の臨団列車が、583系でやってくるという噂があるらしい。これはおもしろい。これが現実なら、583系(秋田車)といえば、急行「きたぐに」の国鉄色ではないか。見逃すわけにはいかない。間もなく来るか。「日本海」と「トワイライト」の間で来るか。など、好き勝手なことを言いながら、一方では、本当に来るなら、もっと大勢のギャラリーでいっぱいになるだろうに。と思いながらも暫く様子を見た上で、太陽も昇りだしたので、ひとまず撤収することに。噂の前に、「日本海」の撮影場所を決めなくてはならないだろう。時間があるとはいえ、無理をせず高島に決める。現在地から30分程度の撮影地。ここでじっくりと待つ。先客は10名ほど。多くのカメラマンたちは、新疋田の有名撮影地に向かっていることだろう。
湖西線は、定期の優等列車は、サンダーバードのみとなってしまったが、「トワイライト」や、「117系オリジナル塗装」、「湘南色」、「カフェオレ」とバラエティーに富んだ被写体の宝庫。あまりの暑さに、途中道の駅で飲み物を仕入れながら、「日本海」の通過を待つ。

昔、関西圏で新快速として活躍した117系オリジナル塗装。今や貴重な存在なんです。 近江高島ーー北小松

カフェオレもやってきます。
ようやく「日本海」の姿が見えてきました。臨時化後は初対面です。牽引はEF81形機関車で、国鉄時代からのローズピンク色(通称:ローピン)。トワイライト色(通称:トワ釜)との2種類があるが、鉄道ファンの間ではローピンの機関車の方が、人気を集めていました。

ラストスパート。復活「寝台特急日本海」。次回走るのは年末年始だろうか。
「日本海」が去った後も、同業者たちは撤収する気配がない。もしかして、秋田車の583待ち? どこからどう広まったのか、こちらでも臨団の噂が。これは待つしかないでしょう。2時間半ほど待ったでしょうか。コンビニ行ったり、車で涼んだりしながら、「トワイライト」がやって来てしまいました。そう、やって来てしまったのです。第3試合だったので、これ以上遅くにやって来るとは考えられません。おそらく単なる噂にすぎないでしょう。

「トワイライト」がやってきました。本家EF81トワ釜です。

「トワイライト」が走り去って、撤収にします。同業者たちもバタバタと撤収支度です。今回は急な撮影となりましたので、次回機会があれば、もっといい撮影地での計画を立てたいと思います。そのために撮影リストにチェックしておきます。