鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

夏限定、臨時列車を追うの巻

2012年08月20日 | JR湖西線
以前、このブログ内でも、特急「日本海」・急行「きたぐに」の定期運用終焉については紹介したが、両列車共にこの夏の臨時列車として、多客期(お盆期間)限定で登場した。撮影リストで運転期間を確認すると、出撃するならば今しかないことに気づく。しかも「日本海」の大阪到着は10時27分で若干の余裕があるものの、「きたぐに」の大阪到着は6時49分の早朝のため、撮影するには夏限定となる。今なら夜明けも5時半頃。何とか撮影可能ではある。早速5時半頃からの走行場所の目星をつけて、撮影地を湖西線の志賀に決める。少しゆとりをもって早朝3時に出発。現地には思いのほか早く着いたが、すでに先客は2名。時間が近づくにつれ夜が明け始めるが、この暗さでは適切な露出が得られない。琵琶湖に浮かぶシルエット(列車)をイメージするしかない。かといって583系「寝台急行きたぐに」と判断できないようでは意味がない。
5時20分頃、ほぼ予想通りに「きたぐに」は姿を現す。



早朝のため、すべての窓にはカーテンが。車内では間もなく「おはよう放送」を迎える。  志賀ーー蓬莱

急行「きたぐに」が走り去ると同時に、雲の切目から朝陽がのぞかせ、湖面が赤く染まってきました。もう少し「きたぐに」の通過が遅ければ、どれだけ絶好のシチュエーションであったことか。



早朝、深夜は貨物列車の活躍する時間帯でもあります。                    志賀ーー蓬莱

次は「日本海」をターゲットに気持ちを切り替える。約4時間近い待ち時間がある。しかし、太陽が昇るにつれ逆光ぎみになるため、撮影場所を移動するのが得策だろう。いつの間にやら増えていたギャラリー達も大移動です。しかし、先客だった2名と話しているうちに、おもしろい情報を得る。甲子園第3試合の秋田商業の応援の臨団列車が、583系でやってくるという噂があるらしい。これはおもしろい。これが現実なら、583系(秋田車)といえば、急行「きたぐに」の国鉄色ではないか。見逃すわけにはいかない。間もなく来るか。「日本海」と「トワイライト」の間で来るか。など、好き勝手なことを言いながら、一方では、本当に来るなら、もっと大勢のギャラリーでいっぱいになるだろうに。と思いながらも暫く様子を見た上で、太陽も昇りだしたので、ひとまず撤収することに。噂の前に、「日本海」の撮影場所を決めなくてはならないだろう。時間があるとはいえ、無理をせず高島に決める。現在地から30分程度の撮影地。ここでじっくりと待つ。先客は10名ほど。多くのカメラマンたちは、新疋田の有名撮影地に向かっていることだろう。
湖西線は、定期の優等列車は、サンダーバードのみとなってしまったが、「トワイライト」や、「117系オリジナル塗装」、「湘南色」、「カフェオレ」とバラエティーに富んだ被写体の宝庫。あまりの暑さに、途中道の駅で飲み物を仕入れながら、「日本海」の通過を待つ。



昔、関西圏で新快速として活躍した117系オリジナル塗装。今や貴重な存在なんです。  近江高島ーー北小松 



カフェオレもやってきます。                                       

ようやく「日本海」の姿が見えてきました。臨時化後は初対面です。牽引はEF81形機関車で、国鉄時代からのローズピンク色(通称:ローピン)。トワイライト色(通称:トワ釜)との2種類があるが、鉄道ファンの間ではローピンの機関車の方が、人気を集めていました。



ラストスパート。復活「寝台特急日本海」。次回走るのは年末年始だろうか。         

「日本海」が去った後も、同業者たちは撤収する気配がない。もしかして、秋田車の583待ち? どこからどう広まったのか、こちらでも臨団の噂が。これは待つしかないでしょう。2時間半ほど待ったでしょうか。コンビニ行ったり、車で涼んだりしながら、「トワイライト」がやって来てしまいました。そう、やって来てしまったのです。第3試合だったので、これ以上遅くにやって来るとは考えられません。おそらく単なる噂にすぎないでしょう。



「トワイライト」がやってきました。本家EF81トワ釜です。                     



「トワイライト」が走り去って、撤収にします。同業者たちもバタバタと撤収支度です。今回は急な撮影となりましたので、次回機会があれば、もっといい撮影地での計画を立てたいと思います。そのために撮影リストにチェックしておきます。




幻の国鉄色「特急北越」の巻

2012年08月03日 | JR信越本線
梅雨が明け、天気が安定してくると、ついついリベンジを考えてしまう。このところ手応えのない撮影が続いている。
地方では、お盆休みの臨時運用で、国鉄色の列車が走る情報を入手しているが、先のことまで考えてはいられない。情報によると、日常的に定期運用として485系国鉄色が使用されている特急列車は,特急「いなほ(新潟ー秋田)」と特急「北越(金沢ー新潟)」。そうなると活動範囲内のターゲットは「北越」ということになるが、両列車共、上沼垂色(新潟センター)が中心で、国鉄色の運用は、1日に1編成だけのようである。しかもその日の運行状況はわからない。運が良ければゲットできる。撮影地は、久しぶりに青海川を選んだ。
青海川は、今から7~8年前に訪れた以来である。深夜の北陸道を飛ばして、めざすは柏崎手前の米山IC。まずは米山の名撮影地。下り列車の撮影に適している。特急「北越1号」の通過時刻は、8時50分頃。何とか間に合い、スタンバイをして待つこと15分。高台からの撮影のため、遠くからやって来る列車の様子がわかる。



残念ながら、上沼垂色ですが、個人的には好きな塗色です。日本海に合うと思いませんか。      米山ー笠島

しばらくすると、快速「くびき野3号」がやってきました。特急「北越」と同様に485系車両で運行しています。



現役の485系車両も貴重な存在です。関西では、終焉を迎えてしまった特急「雷鳥」が最期の列車でした。国鉄色なら文句なし。

特急「北越2号」の撮影時刻が近づいてきたので、上り列車に適した場所に移動します。



今度こそ国鉄色を期待したのですが、上沼垂色(新潟色)です。                       米山ー笠島

特急「北越3号」「北越4号」まで時間があるので、青海川の駅で撮影します。久しぶりにやってきました。数年前の地震による土砂崩れで、駅が埋まってしまいましたが、今は新しく生まれ変わりました。



「日本海に一番近い駅」として有名で、ドラマや18切符のポスターでも使われています。        青海川



青海川俯瞰撮影。   特急「北越3号」「北越4号」共に485系リニューアル車でした。



夕暮れが迫っています。この辺りは冬の荒々しい日本海も似合うと思います。                   青海川ー鯨波

本日の特急「北越」は、あと2本。国鉄色の特急「北越」には出会えませんでしたが、いずれも暗くなってからの時刻なので諦めます。本日は夜の運用なのかもしれません。明日のリベンジを誓って、本日の締めくくりは特急「トワイライトエクスプレス」で撤収とします。                             



日本海の夕日をバックに走る札幌行特急「トワイライトエクスプレス」。                        青海川ー鯨波

翌日も無理をせず、ほぼ同じポイントで国鉄色の特急「北越」を待ちました。昨日は、夕刻までの撮影可能な時間帯に出会うことがなかっただけに期待が持てます。撮影地には、同業者のカメラマンがちらちらと。これはもしかして、との思いがよぎります。しかしやってきたのは~~



485系リニューアル車です。                               米山ー笠島



リニューアル車が続きます。電線がかぶってしまいました。             青海川ー鯨波



上沼垂色の「北越」です。



海の輝きが増してきました。いよいよ限界です。この上沼垂色を最後に帰らなくてはなりません。仕方なく撤収です。夜中の帰宅を覚悟に本日の撮影は終了です。残念ながら国鉄色の485系に出会うことができず、幻で終わってしまいましたが、好きな「北越」を存分に撮影できたので、悔いのない撮影の旅となりました。

余談ですが、愛車のパンク修理に時間を費やしてしまったので、恒例の温泉は今回は無しとし、ひたすら北陸道で帰路に向かいました。
宿泊では料理がおいしかった。しかし地元では有名らしき「さばサンド」は、口に合いませんでした。