鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

紅葉間近の黒部峡谷の巻

2013年10月29日 | 富山地方鉄道
台風の直撃は免れたものの、覚悟していた雨降りは避けられず、最悪のコンディションとなりましたが、予定通りの行程で撮影に出かけました。
今回のターゲットは、紅葉も見頃を迎えるであろう黒部峡谷のトロッコ。しかし、出向いてみれば例年以上の暑さのため、紅葉は遅れ気味。しかも雨が重なり最悪となりましたが、2日目は雨は上がるとのことで期待も膨らみます。

まずは、富山地方鉄道の主なポイントでの撮影とします。



ご覧の通り雨のため、立山連峰をバックにとはいきませんでした。       常願寺川本線橋梁にて



このあたりは列車の本数が少なく撮影の効率が悪いのと、天候の悪さで苦労した一枚です。 立山駅直前の真川橋梁にて。

富山地方鉄道の撮影は、雨がひどいため諦めます。次回は立山連峰とのコラボでリベンジです。

撮影を黒部峡谷鉄道に移します。日本一深いV字峡谷をトロッコが縫うように走ります。晴れ間は見えませんが、雨は上がったようです。
混雑を考えて乗車券は予約しておいたので、焦らず乗車することができました。
宇奈月温泉駅から欅平までは1時間20分のトロッコの旅。景色に見とれて寒さも忘れます。



宇奈月温泉駅に入線する特別車両のトロッコ。



窓のない普通車両では、大自然を身体で感じることができます。



トロッコは観光案内と共に、欅平に向かって進みます。



途中の交換駅では、多くの観光客を乗せたトロッコが帰っていきます。



あっという間の1時間20分。欅平の到着です。やはり紅葉は色づき始めてはいるものの、見頃はこれからのようです。



駅舎を出ると北アルプスの麓にいることが、実感できます。紅葉はまだまだこれからですが、でも美しいでしょう。







いかがですか。欅平は色づき始めでしたが、例年ですと見頃の時期なのですが残念です。ここで近くの温泉で疲れを癒しました。
宇奈月温泉に戻って、しばらく撮影の続きとします。







トロッコが橋を渡る姿が小さく見えます。



定番の展望台から撮影します。



トロッコの最終時間は、午後3時40分頃。約6時半頃まで戻ってくるトロッコが続きます。駅前で待機していた多数の観光バスも、戻ってきた観光客を再び乗せて、
次々と走っていきます。
夕刻になると宇奈月温泉は早くから静かな街となります。富山地方鉄道の列車だけが、取り残されたようです。



いかがでしたか。紅葉まっただ中とはいきませんでしたが、トロッコは年中満喫できます。あたりが暗くなって帰阪しました。 富山地方鉄道宇奈月温泉駅



 

丹波の里で国鉄色を食す!

2013年10月17日 | JR山陰本線
10月らしくない暑さが続き、紅葉ともなるとまだまだのようなので、遠出するのはしばらくお預けにし、今回は少しでも秋の気配を感じ取ろうと、丹波方面に出向きました。勿論、381系国鉄色がメインとなります。撮影地の目標は、京都の綾部周辺。早速夜が明ける前から出発し、第2名神から大山崎へ。大山崎から新しく開通した京都縦貫道を利用します。高速で一気に丹波方面へ行くことにします。
最初の撮影地に到着し時刻を確認すると、国鉄色の「特急きのさき」が通過したばかり。仕方がないのでしばらく撮影の時間を取ることにします。



まずは直線のお気軽ポイントでの撮影です。普通列車がやって来ました。      胡麻付近



新型車両の「特急きのさき」がやって来ました。



現地に着いて1時間ちょっとでやって来ました。381系「特急きのさき6号」です。やはり国鉄色は風景に溶け込みますねえ。

381系を見届けて移動します。



国道からの俯瞰撮影。山間に新型車両が映えます。   下山ーー和知



和知駅付近の鉄橋から。アングルに苦労しました。



鉄橋の反対側から。 最後尾の6両目が切れてしまったのが残念。



先ほどの鉄橋を俯瞰撮影。国鉄色特急が鉄橋を渡ります。 和知ーー安栖里



丹波の集落を国鉄色特急が駆け抜けます。 和知ーー安栖里



綾部付近までやって来ました。このあたりでは唯一開けた場所。 タンゴディスカバリー車両の「特急はしだて5号」



同じ場所ですが、上り列車のため反対方向からの撮影。   綾部ーー山家



北近畿タンゴ鉄道。 丹後神野駅での交換シーン。



城崎付近での撮影。181系車両から新しく生まれ変わった「特急はまかぜ」。後追い撮影。 玄武洞ーー城崎



同じ場所から。今度は正面から国鉄色「特急きのさき」がやって来ました。



帰阪途中に急に思い立っての撮影。夕日が車体を照らすイメージで臨みましたが、角度が悪くうまくいかなかった上に、露出不足でした。福知山付近。

みるみるうちに暗くなるようで、撤収です。丹波の里では、所々で秋の気配を感じることができたものの、カメラに収めるには不十分だったのが残念でした。
しかし本当の秋を感じるのには、まだまだこれからのようでした。今度は撮影場所を限定して、再度リベンジしたいものです。