鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

ワイドビュー「しなの」東海道本線から姿消す!

2016年03月29日 | JR東海道本線
最長距離の昼行特急だった特急「しなの」もダイヤ改正により大阪~名古屋間が廃止。すべての「しなの」が名古屋~長野間に統一され、最長の座を譲ることになりました。「トワイライト」と共に、姿を消す大阪~名古屋間を中心に追い続けてきましたが、前回の撮影で最後の「トワイライト」で撃沈し、特急「やくも」の撮影から深夜の帰阪、そのまま「しなの」の撮影地へと向かいました。これが沿線での最後の撮影となりました。



石山を出るとすぐに、琵琶湖線で最も有名撮影地の瀬田川を渡ります。





先回りして待ち構えます。遠くから特急「しなの9号」が見えてきました。



伊吹山付近は東海道本線のハイライト。滋賀県から岐阜県へ進みます。



陽が傾き、伊吹山も赤く染まりだす時間帯。ギリギリ撮影可能となってきた復路の「しなの16号」






「しなの16号」の撮影は、時間的に厳しくなります。これが最後の勇姿となりました。



新大阪駅に到着する最終列車。撮影者は終点の大阪駅に集中している模様で、ここでは案外、平和に最後を見届けることができました。

新幹線に乗客を奪われてきたこの区間。JR東日本・東海・西日本と3社を跨いでいた「しなの」も来るべき時が来ました。
JR西日本からまた一つ、在来線特急が姿を消しました。

撮影総走行距離/ 伯備線撮影から908.0km






トワイライトで撃沈後は、特急やくも狙いで!

2016年03月25日 | JR伯備線
仕事も落ち着き、久しぶりの鉄分補給は、下り「トワイライト」の最終列車。昨年の5月からツアー列車として再び走り始めた「トワイライト」ですが、本当の終焉を迎えました。一度は山陰方面で狙いたかったものの実現できず、時間的に撮影可能な岡山方面へ向かいます。



気になっていた山陽本線でのプチ俯瞰場所。「スーパーいなば」で試し撮りをしますが、上り列車の撮影向きのため移動します。



本来定番の撮影地であるにも関わらず、雑草の多さに焦ります。当然、他の撮影者も4名のみ。既に移動時間も無く仕方なく立ち位置を決めます。他の撮影者も同じ思いのようでした。  

不完全燃焼のまま車を走らせます。瀬戸での長時間停車を利用して、伯備線倉敷周辺へ先回りをします。





日没時間が少し長くなったとはいえ、山間部での撮影は避けます。想定通り、有名撮影地は混雑状態。最終的に、一人の青年を見かけた場所で、仲間入りをさせてもらいました。平和な状態で撮影をします。トワイライト通過までの時間は、伯備線ならではの列車を撮ります。

どれだけ待ったであろうか、情報が入り、近くの踏切事故で上下線共運転見合わせに。いつの間にか全く列車が来なくなりました。我慢強く待ったものの、辺りは薄暗くなり撮影限界状況に。最後のトワイライトですが、勇気をもって撤収します。あとの情報では、撤収後約1時間半ほどで暗闇を通過した模様です。不本意な結果となりましたが、本当の最後となる折り返しの上り「トワイライト」は、何事もなく無事に終焉を迎えてほしいものです。

翌日は、前回同様「特急やくも」狙いで、伯備線を新見に向けて辿りました。





有名撮影地の鉄橋付近から。インとアウトで撮影。





少し足を伸ばした先の鉄橋付近。逆光ぎみの上りと振り返った下りの「特急やくも」。

途中、吹屋の街並みを観光しながら新見へ。





新見付近での撮影で薄暗くなり、撤収しました。トワイライトは残念ではありましたが、唯一の381系「特急やくも」を中心に撮れたことでは収穫ありとしましょう。
帰りの中国道は大渋滞で大阪市内には夜中に。翌日は、朝から同じく終焉を迎える「特急しなの」の撮影予定だったため、自宅には戻らず、このまま現地に向かうことにし、途中のSAで仮眠しました。次回は「特急しなの」最後の撮影模様を公開したいと思います。














琵琶湖周辺エリアで貨物を撮る!

2016年03月13日 | JR東海道本線
関西圏でも琵琶湖周辺エリアでは、直流電機・交直両用など、多彩な貨物列車が撮影できます。今回は、貨物列車の撮影を中心に、関ヶ原方面に向けて東海道本線を辿っていきます。まずは安土付近からロケハンします。





定番撮影地のオーバークロスから見つけた撮影地。   能登川ー安土

一気に関ヶ原から大垣方面に移動します。









広々とした田園地帯が多く、安全に撮影できるポイントが点在します。

夕暮れ時には伊吹山を見上げる有名撮影地に戻りました。





年々数を減らしているものの、EF64・EF65・EF66などの国鉄車両の機関車も目にすることができます。機会があれば、過密ダイヤの東海エリアでじっくりと狙ってみたいものです。       撮影走行距離 265Km














特急しなの乗車!東海地区の貨物撮影!

2016年03月01日 | 乗車記録
3月26日のダイヤ改正により「特急しなの」が東海道本線(大阪~名古屋)から姿を消します。京都~名古屋間で、381系「特急くろしお」以来の記念乗車をしてみます。乗車列車は、9時25分発「特急しなの9号」長野行です。



京都駅0番線ホームは、北陸方面特急が中心です。



定刻通りに「特急しなの」が進入してきました。



長野方面へは、名古屋まで新幹線を使い、「特急しなの」に乗り換えるのが一般的ですが、この日は約50%近い乗車率のようだったと思います。

車窓は、あいにくの曇り空から雨模様。ハイライトの伊吹山も微かに見ることができました。そして、約1時間半で名古屋の到着です。



名古屋で新たな客を乗せて、「特急しなの9号」は静かに中央本線へと乗り入れていきました。

時刻はまだ午前11時。昼食に名古屋めしでも食らってのんびり帰阪することにしていましたが、せっかくですので、貨物ファンの聖地といわれる清洲で撮影をすることに。急遽、名古屋駅で買っておいた「鶏めし」をホームのベンチで食べながら列車を待ちます。雨模様の中ですが、貨物列車は水しぶきを上げながら頻繁にやってきます。









そのうち突然のアナウンスが流れます。内容は、人身事故のため上下線ともストップ。寒いホームでの待ちぼうけです。どれだけ待ったでしょうか、ようやく上り線のみが先に運転開始。やってきた上り列車に飛び乗り、ひとまず名古屋に戻り、ホームのきしめんで寒さをしのぎます。上下線共に運転開始された頃には、ダイヤは乱れ状態で、気がつけば「特急しなの16号」大阪行の時間が近づいています。予定外でしたが、復路も「しなの」乗車で疲れた体を癒しながら帰りました。車窓は時間的に真っ暗となりましたが、最後の思い出に残る「特急しなの」乗車となりました。



再び京都駅に降り立ち、大阪に向けて走り出す列車を見送りました。次回は、「特急しなの」を沿線で撮っておこうと思います。