鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

小さい秋を求めてPART3

2012年11月28日 | JR福知山線
秋も深まり、紅葉も見頃から終わりを迎えています。今年は仕事の都合で遠出はできず、紅葉は来年までお預けとなりました。何とか1日だけ時間がとれたので、絞り出したのが京都の叡山電鉄か福知山線。叡山電鉄は紅葉のライトアップの真っ最中。さぞかし美しいことでしょう。しかしこの秋最後になるだろう撮影地に福知山線を選びました。紅葉の美しさまではいきませんが、秋の国鉄色を最後にどうしても見ておきたかったのです。運用も短いようで、来年は見れるかどうかわかりませんから。福知山線の紹介も今回でPART3です。
撮影のスタートは、前回も紹介しました福知山駅での183系ツーショットから。3本の国鉄色を見届けたあと、篠山方面に南下することにしました。



残念なことに季節が変わると、劇的なツーショットの車体には、日が当たらなくなっていた。写真は2本の国鉄色特急を見送ったあと、残された183系「こうのとり3号」

秋の風景を探しながら車を走らせていると、列車の時間が近づく。焦っていると同業者の人だかりが見えた。時間がないので、この場所で仲間入り。



気に入った場所でもないが、順光で狙うにはベターな撮影地なのでしょう。写真は183系「こうのとり14号」



再び途中で見つけた場所。肉眼では秋らしさを感じたが、仕方なく逆光での撮影。写真は381系「こうのとり7号」

次の国鉄色の撮影まで2時間半はあるので、ドライブ気分で車を走らせる。次の撮影時間は夕刻4時頃。この時期の撮影ではギリギリである。途中道の駅に寄りながら、撮影場所に近づく。同時に列車の通過時間も近づいてくる。思ったより早く太陽は山に隠れ、辺りは日が当たらなくなっている。急遽、予定していた山中の撮影地は諦め、下滝駅周辺で撮影場所を探すことにする。イチョウやもみじを見つけるが、列車との撮影は困難。柿の木を見つけるが、これも難しい。しかし列車の警笛が聞こえだした。



いいアングルが見つからないまま列車の警笛が。 仕方なくサイドから狙うことにしたが、電線がかぶった。 写真は183系「こうのとり15号」

「こうのとり15号」は下滝駅で381系「こうのとり18号」との行き違いのため運転停止。



残念ながら行き違いの18号は、予想以上のスピード感でボツ写真。18号が走り去った後、停車側の16号は静かに動き出した。

辺りは薄暗くなり撤収。次の国鉄色は、夜6時を過ぎるため撮影不可能。丹波篠山でしばし休息をとって、高速の入り口へと向かった。

福知山線は、関西では近場で唯一国鉄色特急健在の路線です。何度来ても胸が躍るおすすめの路線です。なんと言っても国鉄色特急・撤退も目前ですよ。