鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

秋の気配Part1

2014年09月24日 | JR山陰本線
この日は、トワイライトが運行されないことに気づき、急遽撮影先を山陰線の丹波方面に変更。ターゲットは、381系国鉄色特急。計画を立てることもなく、とりあえず京都縦貫道を北上します。園部ICからコイケヤ裏の撮影地へ。咲き始めの秋桜が秋の気配を感じさせます。先客は5~6人。時刻表を確認すると、丁度「特急きのさき6号」がやって来ます。


山陰本線 園部ー船岡

秋桜もまだまだこれからなので、場所を移動します。


鍼灸大学前ー胡麻

道の駅で休息をとり、特急列車同士が交換する和知駅で撮影します。


和知駅

和知駅裏手の住宅地から撮影します。




下山ー和知

和知駅は、毎時特急列車の交換が見られます。381系国鉄色同士の交換は、16時過ぎの「はしだて6号」と「はしだて7号」。時間が来るまで、ロケハンに回ります。


山家ー立木


山家ー立木  沿線には彼岸花も見られるようになってきました。

少し早めに和知駅に戻ります。先にお目当ての「はしだて6号」がやって来ました。




交換のため、暫く待機する京都行「はしだて6号」




「はしだて7号」がゆっくり走り去っていきます。

丹波地方は、山に囲まれるため、陽の翳りが早くなります。できるだけ陽のあたる場所へと移動しますが、最初のコイケヤ裏のお立ち台へと戻ります。


現地に着いた頃には、日暮れ近くになっていました。


後追いですが、「きのさき11号」で撮影終了とします。


暗くなりつつ中、国鉄色は遠ざかっていきました。あらためて哀愁を感じさせる列車です。余命は短いものの、少しでも長生きして欲しい列車です。
















惜別!トワイライトEXP(敦賀駅)

2014年09月16日 | JR北陸本線
大阪駅に続いて、敦賀駅でのトワイライトも記憶に残しておきたいシーンです。この日の計画は、上下2本のトワイライトを撮影すること。まず大阪行きのトワイライトが敦賀に到着するのは10時35分頃。前泊しなくても、朝早くから車を飛ばせば十分間に合います。しかし、うかつにも寝過ごしてしまい、大あわてで車を走らせたものの、間に合うのか間に合わないのか、微妙な時間の時は大抵間に合わないもので、気がつけば新大阪駅に向かっていました。新大阪で車を乗り捨て、サンダーバードで一気に敦賀へ向かう計画に変更。しかし不運は続くもので、次の敦賀を停車するサンダーバードでは間に合わないとのこと。それよりも早く出る新快速でも、より間に合わない。唯一間に合う方法は、米原経由で新幹線と特急しらさぎを乗り継げば十分間に合うようですが、サンダーバード以上に余分な費用がかかります。朝から想定外の出費だけに、思わず悩んでしまいます。しかしここはプロ根性。帰りは新快速で帰ればいいではないかと、言い聞かせながら早速新幹線に乗り込みます。


新大阪

なぜか車内は、まばらな状況。あっという間に米原に着き、すでに停車中のしらさぎに乗り換えます。結局、当初の予定よりも早く着くことになりました。
トワイライトの到着時間までは、1時間ほど待つことになりましたが、間に合ったのだから「よし」とする。
トワイライトは定刻通りやってきました。


定刻通りに入線します 敦賀駅


ラストスパートに備えて、休息をするトワイライト。

今回敦賀駅を撮影対象にした理由として、機関車の交換があるからで、記憶に残しておきたいシーンの一つ。


切り離された機関車は、すぐに遠ざかります。


ホームには、機関車交換風景をひと目見ようと、トワイライトの乗客も一斉に降りてくる。作業員は、次の機関車が来るまで、長旅の汚れを洗ってやります。


しばらくすると、機関車がやってきました。


一旦手前で止まり、少しづつ近づきます。


緊張の瞬間を、大勢で見守ります。


手際よく作業が続きます。


準備を整え、定刻に発車しました。


敦賀駅での風景を見届けて、ひとまず見送ります。

今度は、札幌行きの撮影のため、場所を移動します。約2時間半ほどあるので、近江塩津駅に降り立ちます。ここで時間をつぶそうとしましたが、何もありません。食事もできなくて、喫茶もなく、ホームにはベンチもありません。


近江塩津駅外観

しばらくうろうろしたのですが、今回は電車移動のため時間をもてあまし、急遽定番の新疋田駅へ逆戻りします。サンダーバードを撮影しながら、構図を決めていきます。



待ち続けた時間がやってきました。間もなくトワイライトが通過する時間です。通過メロディ「エリーゼのために」が流れるとやって来ました。






新疋田駅

これで撤収します。そのまま敦賀に戻り、臨時のサンダーバードで帰阪しました。やはり新快速ではなく、帰りは特急に限ります。この日は、行楽帰りのお客さんで、夜まで席が空いていないとのことだったので、臨時列車の席が唯一取れたのがラッキーでした。
次回は、別の撮影地でチャレンジします。














惜別!トワイライトEXP(瀬田川Part1)

2014年09月13日 | JR東海道本線
和歌山が、紀伊山地世界遺産登録10周年を契機に、観光キャンペーンを9月から12月にかけて開催する。全国からの観光客を見込んで、様々なイベントを予定しているが、オープニングの特別企画として、「トワイライトエクスプレスが紀勢線を走る」という企画に飛びついた。
期間中は、年内4度ほど走るようであるが、陽が暮れるのも早くなるので、今回早速撮影に出かけた。
大阪が16時。京都が17時。米原経由で敦賀19時25分。その後、湖西線から深夜の紀勢線へと走り、終着は勝浦8時30分頃。撮影可能な時間帯は、京都を出発して間もなく。撮影場所は、普段は走ることのない瀬田川橋梁を選んだ。石山寺近くの瀬田の唐橋で有名です。

現地には早く着いたので、しばらく駐車場で待機。通過時間は17時20分頃。16時頃からセッティングを始め、通勤列車を撮りながらウォーミングアップ。
しかし、列車は西方向からやって来るため、完全なる逆光です。思わずため息が漏れます。同業者は5名ほど。


   瀬田ー石山

京都を出たあたりから構図を決め、準備にかかります。恐らく次回あたりでは日没後のため、まさに1度きりのシャッターチャンスです。定刻通り17時20分頃、トワイライトがやって来ました。





逆光の厳しい撮影となりましたが、何とか工夫をして撮った写真です。今回は欲張らずに、見送った後撤収しました。次回は、敦賀での撮影を試みたいと思います。



惜別!トワイライトEXP(鯨波)

2014年09月13日 | JR信越本線
3月の引退が決定し、全てのシーンが最後の見納めとなってしまいました。9月に入り、日没時刻も早くなり、車窓のクライマックスであった日本海での夕日もまだ間にあうのか。信越地方の天気は、とりあえずは晴れと曇の様子。列車の通過時刻は、夕刻6時半頃。晴れれば何とか最後の撮影が可能かも?不安な気持ちもありましたが、とにかく最後の夏を見届けに夜の北陸道を走らせました。
最初の撮影地に決めていた笠島に到着したのは午前10時頃。北越1号には勿論間にあわず、丁度イベント列車が発車するところで、これも撮影できず。仕方がないので、次のくびき野3号を待つことに。なんと国鉄色でやってきました。


     笠島

次の対象とする列車の進行方向に併せて、撮影場所を移動します。


     青海川ー鯨波

有名撮影地の米山では、気持ちの良さに暫く撮影を続けました。


     米山俯瞰





久しぶりに青海川駅に寄りました。


     青海川俯瞰

陽が暮れ始めてきました。雲も出始めています。トワイライトの通過時間が心配になります。


     青海川ー鯨波



間もなくトワイライトが通過するはずです。たくさんの撮り鉄仲間も集まりました。しかし夕日は雲にも隠れ、あたりは真っ暗です。夏の終わりを痛感させられました。
もう少し早い時期に来れなかったのが残念ですね。



遠くから警笛を鳴らしながら、トワイライトが通り過ぎて行きました。ほかの撮り鉄達のため息が聞こえます。私も列車を見送って撤収です。
明日の朝は、6時頃札幌からのトワイライトが通過予定です。寝坊のしないことを誓って、信越最後の撮影に臨みます。



朝6時、静かにやって来ました。信越のトワイライトとしては、最後の一枚です。



今回は、「北越」で最後にします。帰阪時間を考慮して、これで撤収です。このあたりは、有名撮影地が点在しています。車で5分、10分とかからない距離ばかりで、非常に移動しやすく、ドライブイン、ホテルもそばにあり、不自由のない撮影地です。途中で海鮮物を食べたり、旅行気分も味わって帰阪しました。








惜別!トワイライトEXP(大阪駅)

2014年09月10日 | ターミナル
5月28日、特急北斗星に続いて、来春をもってトワイライトエクスプレス廃止のニュースが流れました。北海道新幹線の開通を待たずしての廃止は、鉄道ファンの中でも、驚きのニュースだったと思います。9月に入り、名物だった海に沈む夕日の車窓も二度と見れなくなりました。これまであまり関心の無かったトワイライトエクスプレスですが、反省を込めて残された期間、最後まで追跡していきたいと思います。

出発風景を記録に残すために、大阪駅での撮影です。



11時10分頃、10番線に入線です。



このシーンが見れるのもあとわずかです。



約40分間、静かに出発を待ちます。



鉄道ファンでなくても、ひと目見ようとホームに集まります。



食堂車の食材を積み込みます。



乗客も記念撮影をお願いします。



ホームの安全を確認しながら、間もなく発車します。



列車は少しづつ動き出します。非日常時間の始まりです。



先回りをして、新大阪で列車を迎えます。



数分間のみの停車です。





列車を静かに見送って撤収します。
大阪駅も撮り鉄くん達が増えてきました。これから有名撮影地では、鉄道ファンでいっぱいになると思いますが、トラブルが無いことを願いたいものです。