近鉄山田線もの寂しさを感じる秋の夕暮れとは違い、ゆったりした時間が流れる春の夕暮れを感じる。
近鉄山田線春の陽気に誘われた斎宮広場内を散策。暖かい風を浴び、数本の特急列車の後「しまかぜ」が姿を見せた。観光特急と旧色特急が、新しい元号への時代の流れを感じさせる。
近鉄山田線
近鉄山田線
頻繁に通い慣れた場所も、しっとりとした桜の存在が新鮮さを感じる。旧色特急がラッキーな気持ちにさせてくれた。
近鉄大阪線「しまかぜ」を狙うもこの日は京都行が運休日。画像は1時間後の難波行「しまかぜ」。薄暗い時間帯となったが、桜と車のヘッドライトがアクセントになった。
近鉄大阪線
近鉄大阪線爽快な青空とはいかないが、存在感のある桜は素朴で美しい農村風景に仕上げてくれる。特急列車の塗装は変わったが、風景は学生時代のままである。
近鉄大阪線
近鉄大阪線桜シーズンも翳りを見せているが、室生地方の桜の花は印象強く残されていた。陽が当たれば、見応えのある風景に変えてくれそうである。花散らしの光景も圧巻。室生の遅い春は、車窓もバラエティに変化させる。
樽見鉄道は、100年を経て成長した桜の木々が沿線を彩る路線の一つでもあり、終点樽見駅の近くには樹齢1500年以上とされる淡墨桜がある。古木詣での道中を楽しませてくれる。