鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

小さい秋を求めてPART2の巻

2012年10月30日 | 和歌山電鉄
紅葉の便りもあちこちで聞かれるようになりました。しかし、当分は仕事のために遠出は難しいようです。そこで前回の三岐鉄道に続いて、今回の小さい秋はわかやま電鉄沿線を訪問しました。乗客の減少による廃線危機から、全国的に有名となったわかやま電鉄。救世主はCMでもお馴染み、三毛猫の「たま駅長」。ツアーが組まれるほどの人気ぶりです。電車も「たま電車」「いちご電車」「おもちゃ電車」とユニークです。乗ってみたい電車としても有名になりました。残念ながら、訪問した時は、「たま電車」は点検のために運休中でした。(10月~年末まで運休のようです)
 今回は近郊のため急ぐ必要もないので、のんびりと出かけました。まずは伊太祈曽駅をめざします。和歌山ICから田園風景が広がると程なく到着です。



伊太祈曽駅    早速「いちご電車」がやってきました。 後方の車両基地には「おもちゃ電車」が待機。



「おもちゃ電車」は夕刻の出番まで休息。                    伊太祈曽駅の車両基地にて

この伊太祈曽駅でも、三毛猫「ニタマ」駅長が就任していました。とりあえず伊太祈曽駅を後にして、ロケハンしながら終着駅の貴志駅に向かいます。イメージ通りにはいかないところが撮り鉄の悩みで、なかなか気に入るような場所が見あたりません。しかし沿線はみかん畑でいっぱいでした。





みかん畑と「いちご電車」                               山東ーー大池遊園

みかん畑やススキの風景が続き、30分ほどで貴志駅に到着。「たま駅長」で有名な駅だけに、しばらく駅撮りとします。



この日は土曜日。「いちご電車」が到着すると、そこそこのにぎわいをみせます。     貴志駅



折り返しの出発を待つ「いちご電車」。                              貴志駅



ホームに降りたつと階段の下には、たまの駅長室があります。 最近は午後を過ぎると駅長室での公務が多くなったようです。

運が良ければ、改札勤務の「たま駅長」に出会えるかもしれません!

貴志駅をあとにする頃には、日も傾き始めました。帰りの道中でメドをつけていた所に寄り道しながら帰ることにします。



夕暮れ迫る中を「いちご電車」が走っていきます。                   西山口ーー甘露寺前

撮影最後に、岡崎前駅に寄ってみました。



岡崎前駅にて



しばらくして「いちご電車」の入線。       岡崎前駅にて



駅撮りを撤退直後に、夕刻に出番となった「おもちゃ電車」と遭遇し、帰路に着きました。

おまけ
会いにきてにゃ~!


 


     



小さい秋を求めての巻

2012年10月22日 | 三岐鉄道
季節も変わり、北の方から紅葉の便りが届き始めましたが、今年は例年より少し遅いらしく、関西地方はまだまだ先のようです。しかしすっかり秋を迎え、小さい秋を見つけに行こうと急に思い立ち、選んだ場所が三岐鉄道沿線。
西名阪を東へ走らせ、四日市ICから現地に。時刻は午後3時前。日が暮れるまで2時間ばかりしかない。初めての訪問で土地勘はなく、若干後悔しながらも沿線をロケハンすることに。暫くして、セメント列車がやってきた。





東藤原(南四日市)の太平洋セメント専用列車が1日に8往復ほど運行されている。 丹生川ーー三里



辺りに秋を象徴させるものはないが、列車のカラーは秋に似合う。



東藤原駅にて   折り返しの「富田行き」が、出発の時間待ちをしていた。



沿線には、あちこちで柿が実っていた。 ボツ写真ですが、供養のためにアップします。

沿線は、彼岸花の時期が過ぎ、柿の実や一面コスモスが咲き乱れていました。これから秋も深まり、山手では紅葉の時期を迎えます。その様子を列車と共にカメラに収めることができていないのが残念です。また機会があれば、じっくり時間をとってみたいと思います。
あっという間に日も暮れて撤収です。今回の写真では、列車とのコラボで秋の表現ができませんでしたが、現地ではのどかな風景と共に、十分秋を感じることができました。





辺りが暗くなり、撤収直前に列車が静かに走り去って行きました。          丹生川ーー三里