鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

惜別!トワイライトEXP(フィナーレ)

2015年03月08日 | JR湖西線
この日は、久しぶりの青空に恵まれ、最後になるかもしれない「トワイライトEXP」の撮影に出かけました。目をつけてきた撮影地に向かう道中、湖西線沿線で、「トワイライト」を狙う同業者たちの集団を発見。時間的余裕を持たせて、急遽撮影地の変更。ここで仲間入りをさせてもらうことにしました。



いよいよ廃止間近のパニック感が出てきましたねぇ。「紀州トワイライト」の撮影時もそうでしたが、以前の「雷鳥」「日本海」以来の盛況ぶりです。聞いたところによると、今や大阪駅の発車時には、多くの記念撮影のギャラリーで賑わっているようです。どれくらい待ったでしょうか。多くのカメラマンたちが見守る中、静かにやって来ました。



上り「トワイライト」を見送った後、下り列車の撮影地へ急ぎます。次の南条のお立ち台には、通過30分前に到着。もちろん有名撮影地だけあって、多数の同業者たちでいっぱいでした。天気が良すぎて、バックの山が綺麗に見えてはいるものの、周辺の雪が解けてしまっていたのが残念です。



「サンダーバード」を撮影しながら、列車の長さを測り、いよいよ本番です。



待っている間は高ぶっていた気持ちも、過ぎ去った後は寂しさが残ります。この日の最後は、「しらさぎ」を撮影して帰路につきました。



これで「トワイライト」の撮影も最後?かもと思ったのですが、もうワンチャンスありました。この日の天気も、雪予報のあとの晴れとのことで、積雪を求めてリベンジしました。上り列車は新疋田、下り列車は再度、南条のお立ち台。





リベンジこそ、積雪はありませんでしたが、今回が本当の最後の撮影となりました。私にとって、現実から思い出に代わる瞬間の「トワイライトEXP」です。新聞紙上でも大きく取り上げられるようになりました。仕事も多忙となりましたので、13日の最終列車の模様は、ニュースで感傷に浸りたいと思います。葬式鉄の諸君には、体力の続く限りがんばって欲しいものです。廃止公表から追い続けてきた「トワイライトEXP」。思い出に残る列車の一つになりそうです。そして、「トワイライト」と同様、13日で姿を消していく北陸の列車たち、お疲れ様でした。