「お気楽固定ギア」には、このクランクを使う予定です。5アームですから、相当古いものであることが、お分かりかと思います。
このクランクは、私がダウンヒルを始めた頃から、DMRを組む前迄、メインに使ってたクランクです。と言うかコレしか持ってませんでした。古いLXのFC-M510です。クランク長は175mm。何でこんな長いクランクを買ったンでしょう?MTBについて何も知らなかったンですね。
チェーン外れ傷(始めは、チェーンデバイス無しで岩岳を下ってました)や、コケ傷でボロボロです。チェーンリングも大分摩滅しています。丁度、状態の良い5アームのXTチェーンリングを見つけたのでコレを使います。42Tです。42T/16Tで私に漕げるのでしょうか?
5アームのMRPも使う機会がないので、固定ギアに使っちゃいます。「お気楽」なので、ズボンの裾ガードの代わりです。
チェーンリングが裏返しに取り付けてあるのは、チェーンラインをなるべく内側に寄せる為、ミドル位置にスペーサーを噛ませて取り付けているからです。気にしないで下さい。
ところで、このクランクのお陰で「お気楽固定ギア」計画が頓挫しています。何故ならスクエア軸のBBが無いからです。スクエアBBなんてそこら辺に転がっているだろうと思ったら、みんなシェル幅が合いません。
欲しいのは、シェル幅68mm、軸長113mmのスクエア軸BB。軸長はこれより短くても良いし、グレードも問いません。って、「誰かクレ」って言ってるみたい?
幸い三連パンクのKさんが持っていそうなので、探してくれるよう頼んでおきました。あてにしてますKさん。お願いします。
ヤフオクで、3回ばかし入札してみたんですけど、送料、手数料まで含めるとスクエアBBにそんなに出せないっていう値段になっちゃうンですよねぇ。
何故BBが無いと先に進まないかと言うと、クランクを組んでみないとチェーンラインが分からないからなんです。1×1の時もそうでしたが、全てはチェーンラインから始まります。ざっと手順を説明すると。
1.クランクを組んでチェーンラインを測定。
2.チェーンラインからRハブの車幅方向位置決定。
3.ハブ位置からスポーク長を算出。
4.ホイール組み&スペーサー作成。
これで、一応走れるようになります。何故走れるようにしたいかと言うと、本当に固定ギアで走れるか確認したいからです。「お気楽」なので、何も確証がないンです。
ちなみに、固定ギアにするフレームは、別の記事にも書きましたけどチタニシモです。
確認項目は以下の通り。
1.バックが踏めるか?
トラックエンドではないので、チェーンテンショナーを使うことになります。果たしてバックを踏んで耐えられるのでしょうか?メッセンジャーの知り合いは、「ロードフレームで固定ギアにしている人がいるけど、この仕様で問題ない。」と言っていましたが。
2.コーナリングできるか?
固定ギアなので、コーナリング中もペダリングすることになります。バンクしてる時にペダルを地面に擦らないか心配な訳です。フォークをリジットに換えた後に、もう一度確認する必要がありますが。
今は下り系の走り方になっているので、コーナリング中はペダルを漕ぎませんが、昔、MTBで通勤している頃にはそんな事は知りませんでした。で、曲がりながらペダルを漕いでペダルが接地。横にすっ飛びました。アレは怖い!
固定ギアなんか組んでないで、さっさとP7を組んじゃいなさい。って思うでしょうけど、P7にはチタニシモのパーツを移植するので、そうは行かないのです。ディレーラー類、クランク類、リアブレーキは外してあるンですけどね。
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