小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

立体角ってナンなのよ?

2008年07月26日 | その他
 いや~今週は長かった!
 週はじめの連休は、電力調整でなし。本日も出勤。
 
 しかぁ~し、明日から三連休なのね
 やったー 何しよっかなぁ~
 
 いや、今週はね、ステラジアンとか言う、全く私に縁のない単位系に取り組んでいました。だいたい立体角なんて概念全く知りませんでした。いや、やったのかな?熱力とか流体とかスッポリ記憶から抜け落ちてるし・・・。立体角って機械工学系で使いますか?
 
 
 現在では、何かの解を求めるのに、解析やらシュミレーションを使いますよね。コンピューターにパラメーターをブッ込んで、バーチャルな答えが出てくるやつ。でもコレをやるには、解析モデルが必要。で、コイツを作るのは大仕事。多分、何処かに既存の解析モデルはあるンですけどね。
 
 でも、私がやってるのは、何処かに解析依頼を出すような代物ではなく、私の構想が成立するか否か当たりをつけるだけ。構想って行ってもパラメーターも条件もモヤモヤってした状態。
 
 こんな時は、昔ながらのアナログな手法。現物をなるべく単純なモデルにして、これを理論で、というより理屈(屁理屈か?)で数式にしちゃう。大雑把なところを求めるのだから、モデルも式も理屈もなるべく単純な方が良い。律儀に細かくやっていると誤差が積み重なって、ズレが大きくなる事が多いです。
  
 で、本やWebを漁って、当てはまりそうな理論を抜き出しますが、みんな言ってる事がマチマチ。大きく2つの理論に分かれてました。そこで、何種類か数式を組み立てて、実際の現象と合うようこねくり回す。
 
 それで、今日できましたよ!理屈が通って実際の現象とほぼ合うモデルが。モデルと言っても小学生の高学年レベルの数式ですけど。あれ?三角関数とか3乗根とか中学生で習うンだったけか?
 終わってみると、こういう仕事らしくない仕事、結構楽しかったです。仕事として認められるのかヒヤヒヤものだったンですけど・・・。ってまだ終わってない!ここまでは自分のノートへの殴り書き。三連休明けにレポートにしなくちゃ。覚えていられるか!?
 
 ところで、仕事歴が長いだけのオジサンから一言。
 コンピューター解析なしに現在の工業製品は成り立ちませんが、このようなアナログなやり方で自分なりに解析結果の「確からしさ」を確認することをお勧めします。信頼性の高いシュミレーションって評判のものほど、ちょっとしたポカミスでとんでもないチョンボをやらかす事がありますからね。
 
 
 なんか連休前に、気持ち良く仕事を終われたので、自己満足なテンションの高い記事になってしまいました。
 
 明日は暑さに挫けずに、キャットアイV3のシェイクダウン(?)をしなきゃ。