ラフマニノフの2台のピアノのための組曲。もう今から25年も前、テルデックに録音されたアルゲリッチとラビノビッチによる演奏です。アルゲリッチはここからさらに遡ること10年ほど前のN・フレイレとの演奏もあります。しかしこの曲、CDでの録音少ないですね。このCDには第一番と第二番、プラス交響的舞曲が収録されています。2番では第4楽章の「タランテラ」が有名ですが、まぁ凄いね!アルゲリッチのための曲をラフマニノフが作曲しました、という感じ。たぶん彼女はこの曲大好きなのでしょう。圧倒的なスピード感も、楽器の響きも素晴らしい。ちなみに第3楽章のロマンス、素敵です。曲のディテイルを把握するだけで、結構大変だけど(笑)。
京都の河原町にあったジャズ喫茶「しあんくれーる」は、私の学生時代に「二十歳の原点」という本でとても有名になりました。そんな理由で京都に行ったときに訪れたのですが、なかなか得難いジャズ喫茶でした。当時結構全国をカニ族で歩き回っていたので、京都で降りるとわざわざ河原町まで行って、この店に寄っていました。ここでコーヒーを飲んで、オールナイトの映画館に泊まる‥みたいな記憶です。ここのマッチについては詳しいブログがありました。懐かしい、懐かしいマッチです。