NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

UNDER FIRE

2011年02月12日 20時44分08秒 | ブログ
Gato70年代の前半にジャズ喫茶でよくかかっていました。当時はあまりジャズっぽくないなぁ‥と思っていましたが、それはさておき私はG・バルビエリの音色がとても好きです。このアルバムはサイドが凄いです。ベースがS・クラーク、ドラムスにR・ヘインズ、ギターにJ・アバークロンビー、ピアノがL・L・スミス、パーカッションにムトゥーメと錚々たるメンバー。そんなわけでサウンドが悪かろうはずもなく、ガトーのサックスが熱い!A面2曲目、ユパンキの「YO LE CANTO A LA LUNA」が良いなぁ。




QUINTA DA ESPIGA

2011年02月11日 22時51分31秒 | ブログ
Espigaポルトガルのワインをいただきました。とても軽くて飲み安く、しかもフルーティなワインでした。「ESPIGA」というのは穂という意味だそうです。例によってガマのパンをつまみながら四人でアッという間に空けてしまいました。輸入しているのがメルカード・ポルトガルという由比ガ浜!の会社なのにはビックリ。ラベルに書いてあったブドウ品種はほとんど知らないもの(しかも読めない)でモスカテルとソーヴィニヨン・ブランのほか三種類、計五品種のブレンド。美味しかった!ラベルの鉢植えのイラストはなかなかカワイイです。




THE GRAND TERRACE BAND

2011年02月10日 23時39分15秒 | ブログ
Earl_hines「ジャズ・ピアノの父」と称されるE・ハインズですが、モダン以降のファンは例の「ルイ・アームストロング傑作集」で聴けるくらいで、なかなか録音を見つけるのが難しいです。これは私が唯一持っている彼のビッグ・バンド時代のいわゆる傑作集。さすがに今聴くと古い感じは否めないですが、当時最先端のスインギーなサウンドを楽しむことが出来る立派な演奏ばかり。もちろんハインズのピアノもたっぷり聴けます。




AT STORYVILLE

2011年02月09日 22時45分53秒 | ブログ
GetzS・ゲッツの天才ぶりを歴史にとどめたボストンのストリーヴィルでのライヴです。録音は51年。LP時代は二枚組でしたが、CDでは一枚にまとめられました。メンバーは当時のレギュラー・クインテット。J・レイニー、A・ヘイグ、ドラムスのT・カーンの演奏も貴重。どのトラックもベスト・トラックですが私が好きなのは「PENNIES FROM HEAVEN」。これぞ名盤です。




FACING YOU

2011年02月08日 22時53分16秒 | ブログ
Keithキースのソロはこの後ブレーメン、ローザンヌ、ケルン‥最後はサンベアととんでもないことになってきます。80年代の初めに私も郵便貯金ホールに聴きに行きましたっけ。さて最初に出たのがこのアルバム。すでに独特の世界は十分に聴かれます。ゴスペルっぽいフィーリングが溢れていますが、後期ほど宗教っぽい感じはありません。A面2曲目の「RITOORIA」がベスト・トラック。感動的です。




JAZZ AT THE PLAZA

2011年02月07日 22時41分51秒 | ブログ
Plaza「KIND OF~」の前年、セントラル・パークに面したプラザ・ホテルでのライヴ。発売当時は「このメンバーでのライヴ録音」ということで話題を集めたアルバムです。ただ残念ながら録音があまり良くないうえに、B・エヴァンスがいまいち「らしくない」ですね。しかしマイルスのソロは一級品で実に素晴らしい。ちなみに「第一集」となっていますが「第二集」は確かエリントン楽団だったと思います。




EDDIE COSTA QUINTET

2011年02月06日 22時27分49秒 | ブログ
CostaE・コスタの数少ないリーダー作。「モード」という西海岸のマイナー・レーベルから発売されたものです。共演しているA・ファーマー、P・ウッズが好演しています。コスタのピアノとヴァイヴの両方を楽しめるし、聴きどころの多いアルバムですね。中でもB面一曲目の「NATURE BOY」、そしてバラードにおけるコスタのヴァイヴが素晴らしい出来。コスタ26歳の傑作です。




BRAHMS SYMPHONIE NO.1

2011年02月05日 23時35分51秒 | ブログ
175年のベーム~ウィーン・フィル来日公演を「思い出の名演奏」で再放送していました。「この種の途方もない音楽に頻繁に遭遇するわけではない。(中略)一生の間に数回居合わせることができたら幸運というくらいの、稀な出会いなのかもしれない」(音楽の聴き方:岡田暁生)。私にとって、これはそういう演奏でした。

2懐かしいお二人。




PACO DE LUCIA

2011年02月02日 23時53分46秒 | ブログ
Pacoパコの2~30代のベスト盤を見つけました。私の持っている二枚のアナログ盤からも何曲かセレクトされています。この後彼はいろいろと他流試合を試みるのですが、やはりパコはこの頃が最高。変化に富んだリズム、メロディの意外性、独特の奏法による圧倒的なスピード感、これがギター1本ですから凄い。こういうベスト盤は大歓迎です。