BRAHMS SYMPHONIE NO.4 2011年10月31日 22時28分14秒 | ブログ C・クライバーは50歳の時にブラームスの4番をウィーン・フィルと録音しています。稀有の名演でしたね。このDVDはそれから16年を経た演奏で、オケがバイエルンに変わっています。目立つのはテンポがとても遅くなったこと。第一楽章の漂うような弦の響き、第二楽章の主題は最初は抑え目でむしろピチカートの方を際立たせ、後半の同じ主題が強く印象に残る仕掛け、第三楽章は一番これまでのクライバーのイメージに近く、トライアングルは新鮮‥。年とともに同じ指揮者でこうも違う演奏になるというだけでなく、どちらがより良いと言わせないところはさすがにクライバーです。 « JAM SESSIONS AT COMMODORE | トップ | TONES FOR JOAN'S BONES »
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