WHEN CAPTAIN FLINT WAS STILL A GOOD MAN 2012年10月16日 23時50分31秒 | ブログ スチーブンソンの「宝島」は、フリント船長が隠した宝をめぐる物語ですが、このタイトルはまさにそのフリント船長のこと。この小説にはフリント船長は出てきませんが、それにしても良くこのタイトルを思いついたな。舞台はアメリカ北西部、アラスカでのカニ漁で生計を立てているある港町です。これといって血なまぐさい事件も起きないまま、話がどんどん進んでいきますが、読ませます。そしてビックリの結末。著者のN・ダイベックはこれがデビュー作だそうですが、なかなかの力量です。主人公の少年カルの母親ドナは、音楽の趣味がハンパではなく、音楽好きの人はきっと楽しめます。ちょっと青春ミステリっぽいので好みは分かれるところでしょうが、とても心に残る素晴らしい物語でした。 « GROOVIN' HIGH | トップ | IN PARIS FESTIVAL INTERNATI... »
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