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講演会

2017年03月16日 10時50分52秒 | その他
講演会
北海道支社が第6回「各界有識者による講演会」開催
樋泉HTB社長を講師に



 北海道テレビ(HTB)の樋泉実社長を講師に招き、「各界有識者による講演会」が3月13日、日本郵便㈱北海道支社2階講堂で開かれました。単独・エリアマネジメント各郵便局や支社の社員、㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部、OBら約180人の社員に向けて樋泉社長は、「日本の北海道からアジアの北海道へ」と題し、アジア各国に20年来放送している北海道の紹介番組と観光客増加の背景を語りました。

 同支社では、郵政グループ3社の株式上場後、グループ中核を担う会社として持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、社員人材育成の一環として企業の経営者や幹部ほか各界有識者を招き、昨年5月から定期的な講演会を開催しています。中江紳悟支社長が交友関係にある人物の中から講師を依頼し、初回(5月26日)は㈱札幌丸井三越執行役員で札幌三越の羽山ひの木店長が「百貨店のおもてなし」をテーマに講演しました。

 その後、6月29日に㈱電通北海道の碓井雅博メディア局長兼クリエーティブ局長が「広告作りのオモテウラ」、7月19日に㈱北海道銀行取締役専務執行役員の片山知洋リスク管理部門長が「道内企業のロシアビジネス進出に向けた北海道銀行の取組み」と題して講演会に臨みました。さらに4回目(8月8日)には、クリプトン・フューチャー・メディア㈱代表取締役の伊藤博之氏が「その先の、道へ。北海道」、5回目(11月28日)に㈱セコマの丸谷智保社長が「『総合流通業』への深化~サプライチェーンを活かした戦略~」と講演会をつないできました。

 6回目のこの日は、樋泉社長が「テレビ局など情報通信産業は、地域のために何が出来るか、を問われるもので、その点、郵政事業の立場にも通じる」と話を切り出しました。そして同社は、1997年に「アジアに雪を降らせる」をコンセプトにアジア向け衛星放送のJET TVプロジェクトを開始、2013年からは海外向け制作番組「LOVE HOKKAIDO」を上海や台湾、ハワイ、中国、タイで放送している流れを映像などを使いながら説明しました。

 その効果が訪日外国人来道者の押し上げにつながり、特に台湾からの観光客が5万2千人台から現在では10倍増と著しい伸び率を示した、と言及しました。その上で今後は①映像の力は強い②継続の重要性③グローバル化④多様性のニーズ⑤「地域の価値」の再発見―に留意し、番組制作を続ける方向性を述べました。
 また、地域のファンづくりを担う看板番組「HTBイチオシまつり」に触れ、「発信しなければ人は分ってくれない」との想いで、制作・放映し続けていると語りました。最後に「笑顔がつながり 響きあう 地球にやさしく 食と自然が活きる 先進の大地 新しい価値を創造し アジアに際立つ HOKKAIDO」とする未来ビジョンを紹介しました。
 
 
アジア向けの番組制作などについて語る樋泉HTB社長

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