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タンチョウとSL湿原号のオリジナルフレーム切手販売

2022年01月28日 15時39分52秒 | 写真
タンチョウとSL湿原号のオリジナルフレーム切手2種類を発売
釧路市役所、JR北海道釧路支社、標茶町で贈呈式


 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は1月21日、タンチョウヅルとSL湿原号の写真を使った2種類のオリジナルフレーム切手を限定販売しました。初日に釧路地区連絡会統括局長の佐藤太一釧路東郵便局長たちが、釧路市役所とJR北海道釧路支社、標茶町役場で贈呈式を行いました。

 オリジナルフレーム切手「『湿原の神』と呼ばれたタンチョウ」は、道東の湿原を中心に生息している国の天然記念物で日本最大級の野鳥・タンチョウを題材としています。一時は24羽しか生息確認が出来なかったタンチョウですが、懸命な保護活動の成果で現在は約1900羽まで増えています。阿寒国際ツルセンターは、タンチョウへの人工給餌発祥の地・釧路市阿寒町にあり、研究員が生態や行動などを調査・研究し、保護に生かしている国内唯一の施設です。

今回の切手題材には、同センターで撮影されたフォトコンテストの入賞作品10点の写真が使われています。優雅に飛ぶ姿や求愛行動、ヒナなど1シートは84円切手10枚で1400円8税込み)、シート単位での販売となっています。

贈呈式で佐藤局長が「サルルンカムイはアイヌ語で湿原の神・タンチョウをさし、切手は冬空に舞う姿が印象的な写真ばかり。タンチョウは今回で6回目の発行となりますが、これからも続けたい」と語り、蛯名大也釧路市長と同センターの河瀬幸館長に特製オリジナルフレーム切手を贈りました。

蛯名市長は「タンチョウの魅力あふれた写真が切手となり、さまざまな方に楽しんでもらえる。ぜひ今後もタンチョウ切手を発行してほしい」と継続発行に意欲をみせました。河瀬館長は「コロナ禍の中でも毎年全国から撮影に来てくれる方がいます。折角来てくれた方の思い出に残るものとして、フレーム切手があるのはうれしい」と笑顔を見せました。

式には、風呂谷文雄阿寒行政センター長や浪岡雅彦釧路鳥取郵便局長、竹林聖英阿寒郵便局長も出席、一緒に記念写真に臨んでいました。

「SL冬の湿原号 2022 釧網本線」は、釧路湿原で冬の風物詩として親しまれている蒸気機関車を題材としており、フォトコンテストに応募のあった中から盛大に煙を吐いて走るC11型機関車の様々なシーンの写真10点が切手となっています。1シートは84円切手10枚で1400円(税込み)、シート単位の販売となっています。

JR北海道釧路支社での贈呈式には、佐藤局長に石栗征剛標茶郵便局長と植木睦視遠矢郵便局長が同行、山田浩司支社長に切手を渡しました。佐藤局長が「フレーム切手を通して勇壮なSLや雪の北海道を感じてもらいたい。切手作成への協力に感謝します」と語り、山田支社長は「SLの窓が大型化され、車窓からの景色をより一層楽しんでもらえる。四季を通じて人気のフレーム切手がPRにつながり、多くの方に乗車いただければ」と切手を受け取っていました。

その後、標茶町役場を訪ねた3人は、佐藤吉彦町長に切手をプレゼント、佐藤局長の感謝の言葉に佐藤町長は「フレーム切手の題材の写真について質問したことが、今回の発行につながりうれしい。乗客増やフォトコンテストの参加者増につながれば」と期待を寄せていました。

2種類のオリジナルフレーム切手は、釧路市や釧路町、標茶町、弟子屈町、白糠町、厚岸町、浜中町、鶴居村の全66郵便局、札幌中央郵便局など18局で限
定販売されています。「郵便局のネットショップ」(http://www.shop.post.japanpost.jp/)でも取り扱っており、ウェブ申し込みは会員登録が必要で、販売価格のほか郵送料金等が加算されます。


オリジナルフレーム切手を手に右から蛯名市長、河瀬館長、佐藤局長

贈呈式で記念写真に納まる山田支社長(右)と佐藤局長

標茶町の贈呈式で右から石栗局長、佐藤町長、佐藤局長

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