逓信従業員殉職碑で今年も清掃実施
郵雪会札幌白石支部メンバーが汗流す
札幌市中央区の円山公園内にある逓信従業員殉職慰霊碑で8月7日、北海道郵政退職者の会・郵雪会札幌白石支部の会員が清掃を行いました。通信文化協会北海道地方本部が毎年お盆前、OB会員にボランティア清掃を呼びかけており、この日も守山悦満支部長たちが慰霊碑を水拭きするなどしました。
慰霊碑は、当時の北海道三等郵便局長連合会が会創立10周年を記念し、郵便局長や札幌逓信局などから浄財を募り、通信文化協会の前身にあたる逓信協会の寄付金を加え、昭和5年に建立されました。慰霊碑には、明治期から現在まで業務中に亡くなった郵政職員ら701柱が納められています。日本郵便㈱北海道支社は、毎年郵政記念日(4月20日)前後に献花式を行っており、今年も4月23日に淨土英二支社長やグループ各社、北海道地方郵便局長会の代表が墓前に花束を供え、黙とうを捧げましました。
この日の清掃には、守山支部長のほか大澤忠敏事務局長、五十嵐隆行事務局次長、宮川一美幹事、同支部副支部長でもある濱口弘喜通信文化協会北海道地方本部長が駆けつけました。ホウキで台座周辺の枯木や落ち葉を集め、慰霊碑を濡れタオルで拭き清めました。
ボランティア清掃に汗を流す郵雪会札幌白石支部メンバー
台座を濡れタオルで拭くメンバー
清掃を終えて記念写真に収まる右から宮川さん、大澤さん、守山さん、濱口さん、五十嵐さん