道央札幌郵便局で初めての職場見学会
社員と家族40人が参加
道央札幌郵便局(保浦秀敏局長)は8月10日、社員である配偶者や親、その家族に同僚が働く現場を知ってもらおうと「社員と家族のための職場見学会」を行いました。初めての試みに社員と家族35人が参加、道内で唯一、郵便物流に特化したメガ物流局の仕事や稼働する高速大型郵便物区分機などが稼働する様子を熱心に見て回りました。
道内最大規模の同郵便局は、郵便・物流ネットワーク再編の一環で2017年4月に開局、地域区分局として区分作業業務に特化、利用者向けの郵便、貯金、保険等の窓口業務や配達業務を行っていません。従って一般的な郵便局とは異なり、郵便物を扱う郵便部とゆうパックの取扱いと輸送を担当する輸送ゆうパック部、総務部の3部署しかありません。
見学会の冒頭、保浦局長は「道内で一番大きい郵便局ですが、お客さまに対応する窓口がないなど、普通の郵便局と違う仕事をしている現場を家族の方を含め多くの方々に知ってもらおうと初めて企画しました。高性能な設備が稼働している様子などをじっくり見て行ってください」とあいさつしました。
総務部の阿部課長代理と鍵谷担当の進行でキャラクターの「ぽすくま」が登場、持参した「郵便が届くまで」のDVDを視聴、3階から見学がスタートしました。
郵便部の佐藤周平副部長が説明役を務め、稼働中の次世代書状型区分機や高速大型郵便物区分機など性能の紹介を受け、社員の仕事の様子を見学しました。続いて1階の輸送ゆうパック部では、秋田学部部長がドライ用やチルド用の小包区分機について説明しました。参加者たちは、案内されたチルド用作業室で、室温が0~5度に保たれた室内に思わず首をすくめる人もいました。
その後、玄関横に止められた配達用のバイクと軽四輪車の展示では、保護者が外務社員の制服にヘルメット姿でバイクにまたがる子どもをスマートフォンで撮影、軽四輪車のハンドルを握って得意げな表情の幼児も見られました。
最後に3階に戻った一行は、局長室の開放に大喜び、椅子に座って記念写真を撮るなどしていました。保浦局長も保護者が「大きくなったらこの椅子に座れるといいね」と我が子に語りかける様子を笑顔で見守っていました。約2時間に及んだ見学会について村田訓康副局長は「初めてのことで心配でしたが、お子さんを含め参加していただいた方々に道央札幌郵便局を知ってもらう良い機会だったと思います」と話していました。
見学会冒頭にあいさつする保浦局長
参加者に歓迎のジェスチャーをする「ぽすくま」
次世代書状区分機の説明を聞く一行
小包区分機のベルトコンベヤーを見下ろす一行
配達用車両展示の会場
外務社員の制服姿の我が子と写真に収まる参加者
局長室で記念写真を撮る家族