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年賀発売初日の札幌中央郵便局

2020年10月29日 13時38分37秒 | 写真
今年は10月29日から各郵便局で年賀はがき発売
札幌中央郵便局では淋しい初日の出足




 例年11月1日の年賀はがき発売が、今年は曜日の都合で10月29日からと前倒しになりました。道内各地の郵便局で売り出しが始まり、札幌中央郵便局(立田一実局長)では、従来行ってきた干支(えと)の土鈴プレゼントをコロナ禍に配慮して取りやめたため購入者の出足が悪く、淋しい初日風景となりました。

 年賀はがきの販売減少に歯止めがかからないのを受けて、令和3年用は全国で対前年比17%減の約19億4千万枚、北海道内では同4・6%減の1億450万枚が売り出されます。これまでは発売初日にちなんで郵便局の中には、先着限定で野菜プレゼントや絵手紙の年賀状展などを行い、行列の出来る企画もありました。今年はコロナ禍で混雑を避けるため各局とも特段の催しはせず、いつにない静かな初日を迎えました。

 札幌中央郵便局でも例年は干支土鈴プレゼントが人気を呼び、午前9時の始業時前に二けたの購入者の列ができていましたが、この日はわずかに3人が並んだだけでした。今年は現金とキャッシュレスの窓口を分け、混雑を避ける対応をとった社員たちも拍子抜けの表情をしていました。

 自転車で30分かけて買い求めに来た東区内の中年女性は「毎年初日に来て土鈴を集めていたのに、今年は取りやめと聞かされがっかり。こんなところにもコロナの影響があるなんて」と肩を落としていました。フロアで見守っていた高舘和也窓口営業部長は「コロナで身近な人と距離を置かなければならない状況だが、年賀状を通じて近況の報告をしていただければ。手書きのはがきには、心が温まる良さもあります」と話していました。



年賀発売初日も例年になく閑散としていた窓口

窓口で年賀はがきを選ぶ購入者

干支の土鈴プレゼント中止の張り出し

発売中の年賀はがき

年賀状の魅力を語る高舘窓口営業部長


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