士別市に道の駅「羊のまち 侍・しべつ」5月1日開業
ご当地郵便ポストも設置
士別市に5月1日、道内129ヵ所目の道の駅「羊のまち 侍(さむらい)・士別」が開業、関係者に日本郵便のキャラクター「ぽすくま」など4体も加わりテープカットで船出を祝いました。ゴールデンウイーク初日とあって来場者も多く、同市のゆるキャラ「さほっち」をデザインしたご当地郵便ポストも設置され、白い塗装が一際目立っていました。
道の駅は、国道40号と239号の合流点に当たる同市大通東5に造られ、木造平屋建て630平方メートルで64台収容できる駐車場を備え、今年3月に国土交通省に登録されました。施設内には、士別産のヒツジ・サフォーク肉や牛肉の料理を出すレストラン、羊肉や大豆加工品など同市と近隣3町の特産品を販売するアンテナショップが入っています。
オープニングセレモニーでは、牧野勇司士別市長らが待望の道の駅誕生への期待を語り、松ケ平哲幸士別市議会議長や鈴木勉士別商工会議所会頭ら5人に「ぽすくま」、「さほっち」、プロ野球北海道日本ハムの「B☆B(ビービー)」、清涼飲料水キャラクターの「Qoo(クー)」も加わってテープカットを行いました。施設内のレストランやショップには終日客足が途絶えることなく、午後6時の閉店までに約5900人が訪れ、上々の滑り出しとなりました。
オープンに先立ち「さほっちポスト」の除幕式が行われ、牧野市長や松ケ平議長、鈴木会頭のほかポストのデザインを担当した市職員の安達七海さん、北上川地区連絡会統括局長の宮島貢士別中央通湯便局長、渡部穣士別郵便局長が顔をそろえました。士別市役所前に続き2基目となるご当地ポスト設置を受け、渡部局長が「羊のまちから全国に向けてメッセージを発信する投函口としてご愛顧を」と語りました。
ポストは上部と横4面の計5面がストーリーでつながる様になっており、上部から出た「さほっち」がポスト側面を一周して投函口にたどり着く様子が楽しめます。
テープカットを行う関係者とキャラクター
「さほっち」ポスト
ポスト除幕式さあいさつする渡部局長
ポストを囲んで記念写真(左から鈴木会頭、松ケ平議長、牧野市長、安達さん、渡部局長、宮島局長)
「さほっちポスト」をデザインした安達さん(右)と渡部局長