公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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道内5郵便局で「年賀状ゆうびんツアー」実施

2019年11月06日 15時32分07秒 | その他
今年は道央札幌郵便局など5局で「年賀状ゆうびんツアー」
183組543人の親子連れが年賀はがきづくりに挑戦

                          


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、教師の自主的研修団体・TOSS北海道中央事務局と共催で11月4日、小学校低学年児童を対象に「年賀状ゆうびんツアー」を道内5郵便局で開催しました。道央札幌郵便局や旭川東郵便局、函館中央郵便局、釧路中央郵便局のほか今年は苫小牧郵便局も加わり、5局合わせて543人の親子が参加、小学校教師からあて先の書き方や干支を使った年賀状づくりを学びましだ。

 このうち道央札幌郵便局(東区東雁来8条3丁目、桑原康之局長)では、午前10時から2会場に44組147人の親子が参加、川西良治教諭(小樽市立高島小)から郵便豆知識、小野正史教諭(蘭越町立蘭越小)によるあて名の書き方、在田裕子教諭(札幌市立厚別北小)が担当した干支を描いた年賀状の裏面づくりに挑みました。川西教諭はパワーポイント画像を使いながら世界で初めてお目見えしたくじ付き年賀切手や特殊切手などを紹介、小野教諭はあて名用テンプレートを使って正しい書き方を説明、実践しました。在田教諭は新しい筆記具の固形マーカーを使って干支の描き方を指導、子どもたちは真剣な表情で紙をくり抜き、カラフルな年賀はがきを作り上げていました。

 この日子どもたちが使った固形マーカーは、通信文化協会北海道地方本部が手紙等文字コミュニケーション文化の普及・発展を願って寄贈しました。在田教諭の話によると、このマーカーは美唄市にある障がい者が多く勤める工場で生産されているということです。お手伝いに駆けつけた真野二郎教諭(千歳市立信濃小)と太田千穂教諭(江別市立江別中央小)も、子どもたちの間を回ってマーカーの使い方や色の出し方などの指導に当たっていました。

 年賀はがきを仕上げた子どもたちは職場見学に移り、1階の輸送ゆうパック部では長澤雄二副部長からゆうパックのドライ用小包区分機、X線検査装置などが動く様子を見ながら説明を受けていました。さらに3階では第一郵便部の吉田浩之副部長の案内で次世代書状区分機や道内初導入の転送ラベル貼付機などを見て回りました。

 一方、今年初めてツアーを実施した苫小牧郵便局(苫小牧市若草町4-2-8、延原泰生局長)には、21組56人の親子が集まり、子どもたちが自己紹介した後、田上大輔教諭(苫小牧市立日新小)から「ゆうびんの授業」、小野寺明子教諭(日高町立富川小)から年賀状作成の指導を受けました。ここでも新製品の固形マーカーが子どもたちに配られ、型抜きしたネズミに色を付けるなどしてオリジナル年賀状を完成させていました。
 その後、郵便部の木村訓昌副部長の説明で高速で郵便物を仕分けする郵便区分機、郵便物の表面に特殊な光で浮かぶバーコードを見せられるなどし、機械化が進む郵便物の処理作業を見学しました。最後に全員で人気キャラルターの「ぽすくま」を囲んで記念写真に納まり、笑顔で家路につきました。

 このほか旭川東郵便局では29組81人、函館中央郵便局では22組62人、釧路中央郵便局でも21組56人が参加しました。




 
川西教諭から郵便豆知識を教わる参加者たち

在田教諭の指導で年賀状づくり

あて名書きを教える小野教諭

固形マーカーで干支を描く親子

光で浮かぶバーコードに興味深々の子ども

区分機を見学する一行

田上教諭の「ゆうびん授業」を受ける親子たち

郵便フロアーを見て歩く参加者たち

「ぽすくま」と一緒の記念写真撮影
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