キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

The Natural Environment is Good for the Soul

2019年06月28日 | 2歳児クラス
In the Toddler class we don`t let a little bit of wet weather stop us from enjoying the fresh air outside. Research has shown that letting children connect with the natural environment in all types of weather is good for their health and for their emotional development.

Today`s muddy playground offered the children many opportunities to explore how the sand reacts differently when it is so wet. Digging and pouring the wet sand is good for a child`s motor development, helping their hands become stronger and more accurate in movement. We could see the child focus on the interesting work they were doing as each child followed their own ideas. Most of the children had their rain boots on so they felt free to stomp in the big puddles, discovering what happens when you do this.

Dig, pour, stomp, laugh and repeat! I want to be a child again to experience such freedom!



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春のトドラークラス

2019年04月19日 | 2歳児クラス
新学年が始まり、昨年1歳グループだった子どもたちは2歳グループに上がり、新しい1、2歳の子どもたちが加わりました。
「ママがいい・・・」と泣けてしまう子どもたちがまだまだいますが、だんだん泣く時間が短くなり、活動を楽しめるようになってきています。

1週目は、いろいろな画材に慣れ親しもうということで、色鉛筆やクレヨンや絵の具やステッカーを使って自由にアートを楽しみました。2歳児の中には、色鉛筆で描かれた絵を絵の具で塗ろうとする子どももいました。1年を通してたくさんアートの活動を入れていきます。

みんなが大好きな外遊びでは、砂遊びや遊具遊びの他に春の活動として植物を植えて育て始めました。土に穴をあけてオクラとコリアンダーの種を植え、そっと土をかぶせることを学びました。じょうろで水を上げるのが外遊び中の日課になっています。

これからどんどん気候が良くなり、室内でも屋外でも子どもたちと一緒にいろいろな活動をしていくのが楽しみです。




泣いてもいいよ

2019年01月18日 | 2歳児クラス
新しい子どもたちがトドラークラスに加わって2週間が経ちました。泣く時間もぐっと短くなって、楽しく遊べています。

ご家庭から新しく保育施設に通い始める時は、子どもたちにとっても保護者の方にとってもしばらくつらい日が続きます。保育者の私たちにとっては、ママとのお別れがつらい子どもたちにも楽しく遊べる日が近いことを確信できるのですが、初めて経験する保護者の方にとっては後ろ髪を引かれることでしょう。

随分慣れて笑顔で遊べるようになったKちゃんの眼にお昼寝のあと光るものが見えたので、ママが恋しくなったのかと教師が声をかけると、「砂が目に入っただけ。」という言葉が返ってきてびっくり。強がっているのかな。泣きたいときは泣いてもいいんだよ。ママが恋しい気持ちはよくわかるからね。気持ちを受け止めて寄り添ってくれる先生たちがいるからね。

おさんぽ

2018年11月16日 | 2歳児クラス
秋を見つけに今週もトドラークラスの子どもたちがお散歩に行きました。安全な所までは、ドーナツ型のリーシュにつかまって1歳も2歳も一緒に歩き、裏道の車が通らないところでは、リーシュを放してバスケットを持って教師の間を自由に歩きました。お花の色を観察したり、葉っぱや木の実を拾ったり、ごみ収集車のお仕事を見たりしました。秋の気持ちのいいお天気の中、とても和やかなお散歩でした。

毎週の散歩で拾ってきた葉っぱや木の実は色や種類の違いや感触を楽しみながら、アートの活動の中で活用しています。




愛着形成

2018年05月25日 | 2歳児クラス
赤ちゃんの時から子どもは一番よく接する大人(通常はお母さんですね)と愛着関係を築きます。お母さんとの間に愛着が形成されると集団保育に入る時に、お母さんと離れることが不安で泣けてしまいます。ですから、お母さんと離れる時に泣けるのは、お母さんと情緒的な結びつきができている証拠なのです。

そして、子どもは保育の場でも信頼できる大人を見つけて、愛着形成をしようとします。トドラークラスには、複数の教師がいますが、その中の一人の教師と愛着形成をして、心の安定を図りながら、徐々に他の教師との関係性を築いていきます。信頼できる大人と愛着が形成できると、お友だちとの関わりが生まれ、好意的な関係を築いていきやすくなります。

「心の基地はおかあさん」(平井信義著)という本を私が子育てをした頃に読みましたが、おうちでもスクールでもだれかが「心の基地」になってあげることで、子どもの心は安定し、社会性が築かれていくのです。

トドラークラス

2018年04月27日 | 2歳児クラス
新学年が始まり、新しい1歳、2歳の子どもたちが通い始めました。

3週間経ちましたが、まだお母さんとのお別れがつらい子どもたちがほとんどです。大好きなお母さんとのお別れが悲しいのは当然で、母子の関係がきちんと築かれている証拠です。母子分離がスムーズすぎると、他者との関係も築きにくい可能性があります。お母さんとの安心できる関係を基にして徐々に子どもたちは他者との関係を築いていくのです。

そして、朝のお別れはつらくて泣けてしまう子どもたちも、徐々に楽しく遊べる時間が増えてきました。室内での感覚遊びや園庭でのバイクや砂、どろ遊びは特に大好きで、集中して遊ぶ姿が見られています。

昨年度1歳で、トドラークラス2年目の子どもたちは、自ら遊びを見つけて取り組んだり、お友だちと一緒に遊ぶ姿も見られるようになっています。新しい2歳の子どもたちも交えて遊びが広がっていくことが期待されます。


新しいお友だち

2017年04月14日 | 2歳児クラス
昨年度の1歳児の子どもたちが2歳児に上がり、新しいお友だちが加わりました。今年は保護者の方とのお別れの時に泣く時間も短く、おままごとや水遊び、小麦粉粘土遊びなど少しずつお友だちのそばで遊ぶ様子が見られるようになっています。1~2歳児は、一人遊びからお友だちのそばで同じことをして遊ぶ並行遊びを楽しむようになります。お友だちの真似をして、同じように遊ぼうとしますので、物の取り合いも起きがちです。3歳頃になると、お友だちと一緒に協力して遊んだり、お互いの遊びを広げるような会話や行動がみられるようになってきます。

トドラークラスのままごと遊びでは、教師の言葉かけにそれぞれが食べ物を作って渡してくれます。隣で遊んでいるお友だちと同じものを作って渡してくれようとすることもあります。お互いに刺激を受けながら、それぞれの子どもの遊びが広がっていくのを見るのは楽しいですね。

ママ、バイバイ~

2016年09月02日 | 2歳児クラス
今週から新しい子どもたちが通い始めています。
今まで通っていた子どもたちにとっても長い夏休みの後なのでママとの別れがつらいかな、と心配していましたが、クラスが始まって10分後にトドラークラスを見に行くと、だれも泣いていませんでした。うれしい驚き!
みんな落ち着いてそれぞれが好きな遊びに夢中になっていました。
初めての「ママ、バイバイ~!」がつらくなくて、子どもたちにとっても保護者にとってもよかったです。ひょっとしたら来週になってから泣き始める子どもがいるかもしれませんけどね。

好きな遊びだけではなく、さっそくお気に入りのお友だちを見つけた子もいて、楽しそうに関わりながら遊ぶ姿が見られました。お友だちが増えるって楽しいね!


トドラーとアート

2016年06月17日 | 2歳児クラス
トドラークラスでは、感覚遊びやアートの活動が大きな役割を占めます。アートの活動では、絵筆やクレヨン、マーカーを使って描くだけではなく、綿棒やビー玉、スポンジ、水風船、指や手、車や恐竜などのおもちゃなど様々な道具を使って自由に描く機会を与えます。アートに興味をなかなか示さない子どもの関心を引くためにもいろいろな道具を使うことは役立ちます。絵を描くことに興味はなくても、大好きな車や電車のタイヤに絵の具をつけて白い紙の上を走らせることには興味を示すことがあります。

今月トドラークラスは恐竜をテーマにした活動を行っているため、恐竜の足に絵の具をつけて足跡を紙に残していくアートをしました。色の違いや足の大きさの違いを楽しんだり、ジャンプしたり小さな歩幅で歩いたり、足を引きずったりという恐竜の動きを楽しみ、単に形を残すということ以外も楽しむことができました。

感覚遊びとアートを合わせたような活動が、手を使って絵の具で大きな紙に絵を描く、色を塗るという活動です。絵の具の感触を直接手のひらで感じながら、大きく手を動かして紙に色を塗っていきます。トドラークラスに入ったばかりの頃は、手が汚れる活動を敬遠する子どももいます。いろいろな素材に触れる機会を持っていくことでだんだん慣れて、汚れる活動にも取り組めるようになっていきます。



お兄さん、お姉さん、さようなら

2016年03月18日 | 2歳児クラス
5歳クラスの子どもたちを送る会をトドラークラスが開いてくれました。

トドラークラスの子どもたちがまず歌を歌ったり、ダンスをしたり、劇をしました。今学期は動物に関した絵本をたくさん読んで、それに関する活動を楽しんだので、ダンスでも動物の真似をしました。1歳も2歳もサルやゾウ、トラの鳴き声や動作を真似して楽しそうに踊ってくれました。劇は、クマを捕まえに行こう!という絵本の再現で、草原を抜ける、川を泳ぐ、沼を歩く、森を抜ける、雪の中を歩いてクマをついに見つけるのですが、教師の言葉に合わせて、ちゃんと理解して動いていました。

トドラークラスの発表のお返しに、5歳クラスの子どもたちも「3匹のヤギのがらがらどん」を演じて、「カントリーロード」の歌を歌ってくれました。こわーいがらがらどんの声を出したり、小さなヤギ、中くらいのヤギ、大きなヤギの特徴を出して演じてくれて、成長を感じました。

そして、トドラークラスの子どもたちが染めた紙と鉛筆を使って作ったお花を5歳クラスの子どもたちにプレゼントをしてくれました。一緒にお昼ご飯を食べてくれたり、遊んでくれたり、絵本を読んでくれたお兄さん、お姉さん、ありがとう。そして、さようなら。

明日は卒園式。うれしいけれど、さみしい日です。