MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.008 「サロゲート」 (2009年 89分 シネスコ)

2010-01-29 23:43:46 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジョナサン・モストウ
出演 ブルース・ウィリス
   ラダ・ミッチェル
   ロザムンド・パイク



今日は今月最後の映画鑑賞です。
二本ハシゴするんですがハシゴして今月は9本の劇場鑑賞って事になります。
まずまずのスタートですかね~
そのまず最初に見るのがブルースウィルス主演の最新作「サロゲート」と言う作品です。
このブルースウィルスと言う人の作品はほとんど見ておりますが、作品的に結構当たりハズレが多い役者さんですね。
今だ最高傑作が役者としてブレイクした「ダイハード」ってのがそれを表してるような気がします。
さてこの最新作はいかがかな?

(あらすじ)

代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。
人間は自宅でサロゲートをリモートコントロールするだけで、リアルな世界に身を置くことはなくなった。
ある日、あるサロゲートが襲われ、使用者本人も死亡する事件が起こる。
FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査するが……



正直な所私の中ではこの作品を当たりハズレで言うならハズレの部類に入りますね。
監督が「U-571」のジョナサンモストウって事でささやかな期待はあったんですがね・・・近未来サスペンスとして見方の出来る映画だがジョナサンモストウ監督とくれば派手なアクションを期待したけど思ったほどではなかったね。

ほとんど劇中出てくるのがサロゲート=代理のサイボーグ みんな厚いメイクにややロボット的な表情の芝居になってます。
生身の人間として登場するのはほとんどブルースウィルスだけで、後はほとんどがサロゲートたちなんだが発想としては面白いと思うけどストーリーがイマイチだった。

しかし自分の代理サイボーグが日常生活を送り自分は部屋でそれをモニターしてるだけ・・・事故に遭おうが殺されようが本人にはまったく何も無く、ただサイボーグが壊れただけ・・・たしかに戦争とかなら戦死者は出ないから都合いいかも知れないが相手もサロゲートならまったく戦争が終わらないでしょうね。
人間が安全圏に居ることで犯罪などが減る一方で、その代償として失われて行くものもあるハズなのでせっかく面白い題材だからその辺りをもう少し描かかれてればよかったかもね。



でもほとんど出てくるのがサロゲートだから、見た目は普通の人間に見えるサロゲートたちの人混みに車が突っ込み景気よく跳ね飛ばして踏み潰したり、街中でバタバタと倒れる集団突然死のシーンもサロゲートってわかってるからさほどショッキングさは感じない。
実際生身の役者が演じてるのにね~また生身の人間が出てくれば、みんなやつれた顔してるのが印象的ですな。
ブルースウィルスなんてサロゲートは金髪だけど生身は疲れた顔のハゲ親父だしね・・・ってそれはいつもの事か(笑)



★★ 2010.1.28(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ9 17:00 G-5