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ガウディとサグラダ・ファミリア展 ⑥「 第2章 海底洞窟 水族館」

2023年12月04日 | ガウディとサグラダ・ファミリア展
⑤「 第2章 自然:大地の浸食造形」 の続きです。

海底洞窟・水族館
19世紀後半は水族館誕生の時代でした。
大型のガラス板とモーターの出現が、この施設を可能にしました。しかし、水温を維持する技術がなかったため、温度が一定となる地下に作られました。


《パリ万博 淡水魚水族館》  1867年

1867年パリ万博に登場した
海水と淡水の二つの水族館でした。

海底の洞窟がイメージされ
その洞窟の開口部を通して魚群が眺められました。


《パリ万博  水族館》  1878年

次の1878年パリ万博の際にも
水族館は好評でした。


《パリ万博  1889年》 

1889年のパリ万博でも使用されました。

現在、水族館から洞窟をイメージするのは難しいです。
しかし、当時の水族館を知っていた文筆家ジョゼップラは「水族館の内部にいると思わないかぎり、カサ・ミラの正面は理解できない。ガウディは魚群の遊泳する様子を眺める手段として、ねじれ曲がった壁面の通路や部屋を建設した。」と書き記しています。 

この記述は、そのまま「カサ・バトリョ」にもあてはまると言われています。長くなりますので「カサ・バトリョ」へと続きます。

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